実績報告
  • ケアプラス道後持田 リハビリ便り 日常生活での姿勢見直しを! 道後持田だより 2021年12月08日

    ケアプラスデイサービスセンター道後持田 作業療法士の平岡です。

     

    師走に入り、寒さも一段と本格的になってきましたね。

    昼間の気温もぐんと下がって太陽の日が恋しい季節ですが、皆様におかれましては体調を崩されないようお気を付けください。

     

     

    さて、この度は姿勢分析についてご紹介させていただきます。

    皆様も姿勢分析を参考に自らの姿勢を見直していただければと思います。

     

    今回撮影させていただいたご利用者様、杖を用いておられますが安定した歩行を行うことができております。

    また、普段より積極的に運動されるなど、身体機能の維持に熱心に取り組まれております。

     

    こちらは正面から撮影した写真です。

    上半身が僅かに右に傾いている様子が見られます。

    普段より右手に杖をもって歩かれていることもあり、自然と右側に力が入りやすくなっているのではないかと思われます。

    反対にバランスをとるように下半身は僅かに左に傾いております。

     

    右側屈・左側屈していただき撮影した写真です。

    先ほど紹介した正面から撮影した写真にも現れておりますが、右方向へ体を曲げやすい様子が見られます。

     

    続けて左方向から撮影した写真です。

    若干前かがみ気味のほか、僅かに体が前に傾くことで股関節周囲の筋肉に負担がかかりやすくなります。

     

     

    こちらは座位姿勢での写真ですが、立位姿勢の場合と同様に前かがみ気味の姿勢が見られます。

     

    前かがみの姿勢は、首や肩回りに負担がかかりやすくなるとともに、胸郭が動かしにくく呼吸も浅くなりがちです。

    スリングを用いた体操により胸周りも広がりますので、是非ともご利用ください。

     

     

    如何でしょうか?

    普段意識することはありませんが、姿勢にはその方の状態が現れてきます。皆様も自分がどのような姿勢で生活しているかを意識してみるようにしましょう。

     

    ケアプラスでは、施設見学や体験利用についても承っておりますので是非ともご一考ください。