最近、雨の日が多くなり、気圧変動による痛みや体調が安定しないと言う声をよく聞きます。「病は気から」という言葉がありますが、楽しく笑って生活していると不思議と体調が良くなる事が科学的にも証明されています。これから本格的な梅雨時期に入りますが、気持ちだけは晴れ晴れと楽しく元気に生活していきましょう。
さて今回は、施設内で行っている段差昇降についてご紹介します。
片麻痺等で歩行は可能だが段差が怖い・難しい等の方の為に平行棒内に段差を設置し、段差訓練を行っています。
1.基本、昇りは健側下肢から上がります。前傾になり過ぎると下肢が上がりにくいのでご注意を!
2.段差から降りる際はなるべく段のギリギリまで行きましょう。(降りる時に下肢が擦れて痛みの原因になったり、振出し幅が広くなりバランスが取りにくくなってしまいます)
3.また段差を降りる際は患側下肢から降ろすようにしましょう。降りる際は膝の屈伸運動が必要となるため、筋力の強い健側下肢を残して麻痺側下肢から降ろすようにしましょう。
以上、段差昇降の様子でしたが、他の利用者様の中には「美味しいウナギ屋に行くために階段昇降を練習しないと・・・」と目標を掲げて取り組まれている方もいらっしゃいます。
今後も利用者様のニーズ達成の為、長期目標に沿ったリハビリをスタッフ一同、ご支援させて頂ければと考えます。