みなさん、こんにちは!ケアプラス今治の作業療法士の大森です。
猛暑で連日35℃に近い日が続いておりますが、体調を崩されていませんか??
今ケアプラス今治では、エアコンでの室温管理、水分摂取の推奨を徹底しています!デイサービスはあくまでも生活の一部ですが、
いわば自宅に帰ってから活かせる模擬生活となる立場だと考えています。
この時期の水分摂取ってとても大事ですよね?でも実際のところ高齢者の方はどのくらい水分を摂れているのでしょう?
来所されている利用者様にお伺いしました!ほとんどの方が1ℓに満たない程度しか水分(コーヒーやアルコールは除く)を摂れていない状態です。
人間の膀胱の尿量蓄積量は最大500ml、しかし250~300mlで尿意を催し、排尿します。仮に1回量250mlで午前3回、午後3回の計6回の排尿をしたとします。
1.5Lの尿が排出されます。
では1L程度しか水分摂取しないにも関わらず、1.5Lの排尿がある…
これって大変なことだと思いませんか?ましてやこの時期は排尿だけでなく、発汗や会話による水分の蒸発など、水分は失われる一方ですよ!!!
高齢者の方が水分を摂らない理由があります。
- のどの渇きお感じにくい(今の時期マスクをしていることも加わる)
- トイレが近くなる
のどの渇きに対しては、乾いたと感じてからでは遅い(その時点で脱水状態)ので、時間を決めて水分を摂るようにする。
(例:自宅では自分の手の届くところに水分を置いておく)
理想では20分に1口ですが、せめて30分に1口飲むようにするだけで体内の血管や臓器の働きを整えることが出来ます。
トイレが近い事に対しては、ただでさえ暑さで活動量・意欲が落ちていているので、トイレへの移動も運動の1つと捉えることが出来ますよね?
私が利用者様に運動をお勧めする際に気を付けていることは、生活の一部に取り込むこと!!トイレに行くことは生活の一部です。
新しい水分を取り入れることで、体内の古い水分と入れ替える。これは、健康にとても大事なことですよね!!
毎日のお薬を飲むこともさることながら、それ以上に水分!!
前置きが長くなりましたが、今回はケアプラスリハビリセクションで、推奨中のご自宅リハビリパックでの利用者様の運動を習慣化させよう計画の紹介をします!!
今回紹介する方は、私が徒手療法を実施中に『歩くときに足の裏が痛くなる!』と言われた方です。
実際に評価をすると、足の裏のアーチ(土踏まず)が固くなっており、歩くたびに、衝撃をまともに受けている状態でした。
もちろん、毎度のように徒手療法終了後に、自分で出来るストレッチをお伝えしました。
そこでひらめきました!!ご自宅リハビリパックの足裏マッサージグッズをお勧めすると『これ凄く良い!昔はよく竹踏みやったけど、あれに近い。
でもこっちの方がよく効く!!』と大絶賛!!!
さらにその後、歩いてみると足の痛みが少なくなり、足が軽くなったと非常に喜ばれました!!
『これ簡単やし、家でも続けれそう!』
ぜひ続けてもらって、スタスタ歩ける歩行を取り戻してもらいたいです!
もちろん、定期的に状態を確認しフィードバックもしていきますよ!!
最近、利用者様の内職への協力率がとても上がっています!
もはや製造工場のような風景であったので、思わずカメラを向けました!
私は、実感しました。今治の方は、根っからの働き者です!!
見習わなければ!!!!