皆さま こんにちは。ケアプラス垣生 看護師です。
何かと気忙しい12月に入って、朝・夕とめっきり寒くなりましたね。朝、布団からなかなか出られない私は毎朝が自分との戦いです。そんなこと思っているのは私だけではないはず・・・たぶん・・・いや、きっと・・・と思いたいので、今回は睡眠についてのお話をします。
健康に大切なのは、大きく 食事・運動・睡眠の3つです。
健康的な食生活も、適度な運動も大切ですが、健康のためにもっとも大切なのは、睡眠であるということが研究によりわかったそうですよ。
★眠りが大切な理由★
身体と脳に休息を与える。
人間の体には自律神経が身体の機能を調整しています。
自律神経には《交感神経》と《副交感神経》があり、日中は交感神経が優位で、睡眠中は副交感神経が優位になってます。
眠ってる時やリラックスしている状態の副交感神経が優位の時【身体と心を元気な状態に回復させる時間です。】
記憶を整理して定着させる。
良く寝た方がテストの結果が良かった。と言う話を聞いたことはありませんか?寝はじめの深い眠りの【ノンレム睡眠】の間に記憶が長期の保管場所に映されることで、脳にしっかりと定着させています。また、記憶を強化するだけでなく、いらない情報を忘れるという大切な役割もしています。
ホルモンバランスを調整する。
心疾患のリスクが高まる。
ストレスホルモンの(コルチゾール)が増加し血圧が上昇するため心疾患のリスクが高まります。
食欲が増す。
満腹感のホルモン(レプチン)が減り食欲を増加させる(グレリン)の分泌が増えます。
筋肉量が減り肌の潤いがなくなる。
睡眠中に成長ホルモンが分泌されるので不足すると運動能力が低下し疲れやすくなります。また、発汗量が低下し、皮膚が乾燥しやすくなります。
免疫力を上げて病気を遠ざける。
免疫はホルモンと連動しているため、ホルモンが崩れると、免疫機能も悪くなり風邪をひく確率も高くなります。
脳の老廃物を取る。
老廃物の中にはアルツハイマ―病の原因とされる(アミロイドβ)などの毒素が含まれてます。睡眠不足は数あるアルツハイマ―病を引き起こす要因の1つに過ぎませんが、睡眠不足が脳に与える影響はあるようです。
…どうですか?!やはり睡眠は大事ですよね。これ以上の話になると[寝る]ことの私の言い訳に聞こえそうなので この辺で、、、
今年もあと2週間足らずになりました。手洗い、うがい、部屋の換気とまだまだコロナ対策に油断できない日々ですが、年末、年始は特に自己防衛と周囲の人に配慮しつつ感染回避行動に心掛けましょう。
今回で今年最後のブログとなりますが、今年一年ありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。