皆様こんにちは。
ケアプラス大洲機能訓練員の中田です。
気温が低くなりつつある11月ですが皆様はいかがお過ごしですか?
私はコロナ渦ではありますが、子供たちの部活動の大会が開催され複雑な気持ちを感じながら日々を過ごしています。
しかし励んでいる事の充実感は結果に繋がっている事は間違えありません。
今回は腰椎圧迫骨折を受傷され、硬性のコルセットを装着し杖を使っての生活となっていたM様の話をしていきたいと思います。
M様はR2年6月身体機能の低下・腰椎圧迫骨折による痛みの改善目的に当施設の利用に至りました。
初期利用時移動は杖を使いながら反対の上肢は大腿部を把持し身体を支えながらの移動となっていました。
訓練は腰部の痛みの出現を抑えながら股関節周囲筋群の筋力強化・ハーネス使用にてトレッドミル歩行・エルゴメーター訓練を実施してきました。
写真は歩行訓練風景です。
これは現在の写真で硬性コルセットの離脱・独立歩行の獲得となっています。
さらに姿勢の変化は以前より安定している事が分かります。コルセットから離脱し改善が観られます。これは体幹の支持性が改善されたと考えられます。
姿勢カルテの写真
左は硬性コルセットを使用していた時のものです。右の写真は現在のコルセットを外した写真になります。
この二つの写真を比べて分かるようにコルセットを着けている際と外してからでほとんど変化がなく姿勢の改善が見られています。
日々目標を持って励んできたことは、結果に繋がります。「もう歳だから」ではなく、何ができるかを追究し一人でも多くの利用者様が
健康に生活が行えるよう今後もリハビリに力を入れていきたいと思います。
最後にブログ作成に当たり協力して頂いたM様にも感謝しております。ありがとうございました。