皆様こんにちは。ケアプラス垣生、柔道整復師の越智です。
日に日に秋らしい季節になってきましたが皆様いかがお過ごしでしょうか?
今年はいろいろな行事がコロナ禍で中止となり寂しいですが、コロナに負けず乗り切りましょう!!
さて今回は、「足のむくみ」についてお話します。
朝起きるとまぶたが腫れぼったくなったり、夕方になると足がむくんで靴がきつくなることはありませんか?
今回ご紹介させて頂く利用者のY様は、上記のような悩みがあるとご相談を受けました。
なぜむくみが起こるのかご存知でしょうか?
皆様にも分かりやすく説明しますね!
人間の体の体重の約60%は水分が占めています。そのうち3分の2は細胞の内側(細胞内液)に
残りの3分の1は細胞の外側(細胞外液)に分布されています。
細胞の外側の水分としては、血液も含まれていますが、それ以外に組織間液というものが細胞間を満たしています。
細胞間にある組織間液は、血管内外を移動して適正なバランスを保っています。
血管内に組織間液がうまく取り込まれず過剰になり、むくんだ状態になります。
血管内の水分は毛細血管の壁を通り、栄養や酸素、老廃物が組織間液に出ていきます。血液中のたんぱく質の働きにより
血管内に取り込むことによってバランスを保っています。
しかし、血管壁の通り抜けに異常が生じると水分の移動がスムーズにいかなくなり、むくみが起こってしまいます。
ここでご自身の足のむくみがあるか気になるという方、チェックしてみませんか?
簡単にできるのでご紹介します。
- 脛骨(脛の内側)の上を押すと白っぽい跡がつく
- 足の内側を押したとき、くぼみがなかなか元に戻らない
- 靴下のゴムの跡がくっきりくびれたようになる
皆様は3つの項目のうち当てはまるものはいくつありましたか?
ちなみにY様は靴下のゴムの跡が少し目立ちました。
次にご自宅でもできるむくみ予防体操をご紹介します。
・かかと上げ
5回を2セット
- 足首の運動
片足4秒ずつ足首を動かし2セット
- 足を弾ませる運動
ジャンプするように10秒を2セット
- 足の指の運動
グーパーするように5回を2セット
この時椅子に座り背筋を伸ばした状態で足裏を床にしっかりつけて行うことがポイントです!!
Y様は毎日この体操を続けて行うことで以前と変わった気がするとおっしゃっていました!
さらに予防するために次の点に気を付けて生活しましょう!!
- 水分は少量ずつ、数回に分けて行う!
- 甘いものや塩分の強いものを摂り過ぎない!
- 寝る前の飲み食いを避ける!
体を冷やさない!
十分な睡眠を取る!
むくみが気になるという方はぜひ試してみてください!
このようにケアプラスではリハビリだけでなく、一人一人にあったストレッチや体操など継続できるようにスタッフ一丸となって取り組んでおります!
気になるという方は是非見学や体験利用をお待ちしております!
読んで頂き、ありがとうございました!