実績報告
  • ケアプラス宇和島 リハビリ便り より良い姿勢になる為に 宇和島だより 2020年08月29日

    皆さまこんにちは!ケアプラス宇和島、作業療法士の千頭です。

    8月も終わりに近づき朝方と夕方はだいぶ涼しくなってきましたね。しかしまだまだ日中は気温が高い日が続いています。体調のほうはいかがでしょうか。

     

    近年熱中症により亡くなられる方が増加の一途を辿っているようです。今年はコロナの影響により自宅で過ごす時間が増え、室内での熱中症の発生も多くなっているようです。

     

    そこで室内での対策として、室温を適切に保つ事があげられます。エアコンでは室内温度を設定して必ず保つように心がけていきましょう。

    屋外に比べて汗をかくことが少ない分、喉の渇きを感じにくいですがこまめに水分・塩分の摂取をお願いします。

    また、年齢を重ねる事で温度に対する感覚が弱まってくるようですので、周囲の人の意見を参考にして頂ければと思います。

    涼しい秋が待っているので、もうひと踏ん張り暑さを乗り切る身体つくりを頑張っていきましょう!

     

    現在ケアプラスでは、健康的な身体づくりの一環として、姿勢測定を行っております。

    体験や初回で来て頂いた方に、まず現在の姿勢を客観的に確認して頂き、より良い姿勢になる為に必要なポイントを押さえ、運動時のヒントにして頂くことも目的としています。

     

    今回、ご紹介させて頂くAさんは、7月からご利用されています。

     

    初回時は若干円背傾向があり、肩が前方に丸まっており、肩凝りの原因になっていました。

    また、そうした姿勢ではリーチ範囲も狭まってしまい、行動能力が半減してしまいます。

    ケアプラスでの運動を続けたのち再度、測定させて頂くとしっかり胸がはれており、両肩のラインも揃い上半身を起こした姿勢になっています。

     

    骨盤の位置も左右均等になっており、以前よりも体幹が安定している事が分かります。

    両膝もやや外側に開いておりましたが、膝が伸び中心に近づいています。

     

    こちらは横からみた画像です。

    ズレがある箇所は大体変化していませんが、確実に数値が低くなっています。

    上から7番目は、胸の前後位置ずれを示しており、かなり改善されている様にみられます。

     

     

    こちらでは左右への傾きにより身体の柔軟性を診ています。

    以前よりも傾きの角度が小さくなっていますが、立位姿勢は向上されています。

    乱れた姿勢での動作はどこかしら別の部位に無理がいく事になり、身体の不調に繋がります。今後は、良い姿勢での柔軟性向上に焦点を置き、アドバイスをさせて頂きたいと思います。

     

    ケアプラスでは、細かく利用者様お一人お一人に合わせた、リハビリを提供できればと思っておりますのでご検討の方は是非、見学・体験にお越しください。お待ちしております!