実績報告
  • ケアプラス三津 看護師便り~今年は特に注意!~ 三津だより 看護師だより 2020年06月01日

    皆様こんにちは。

    水無月を迎え、例年通りであれば『梅雨入り』も近いですね。先日海岸沿いを走っていると、浜辺にご家族連れや若い人達の姿がちらほら戻ってきてました。早く通常の生活に戻れるように、もうしばらく状況を見ながら注意して過ごしましょう。

    梅雨・・と言えば、梅雨時期の今こそ注意していただきたいのは【熱中症】です。夏の前に、ジトジトした湿気とともに気温もぐんぐん上昇する6月。その気候の変化に対して、まだ身体の方は暑さに十分順応できていません。特に今年は、感染予防の為にマスク着用の方が多いですよね。マスク着用をしていることで、普段よりも呼吸筋の負荷が大きくなったり、体温上昇が起こったり、熱中症のリスクは高くなるそうです。

    それでも熱中症予防と感染症予防の両立が必要な状況下・・・そして、医療関係も大変な最中・・・今年はそういう意味でも熱中症での救急搬送は減らしたいものですよね。

    熱中症の始まりは何と言っても体の水分不足、つまり「脱水」です。暑さで水分が失われやすい夏季には特に意識して、こまめな水分補給を心がけ、脱水・熱中症を予防しましょう。

    ・平常時の水分摂取に最適なのは、常温に近い温度の水

    ・1日のめやす摂取量は1.5L程度

    ・ゆっくり少量(150~200mL)ずつ、7~8回にわけてこまめに飲む

    ・特に体から水分が失われやすい次のタイミングでの補給を忘れずに!

    起床時  運動の前後  入浴の前後  就寝前

    (病気療養中で水分摂取制限のある方は主治医の指示に従ってください)

    また、脱水は血管に負担のかかる状態です。体内の水分が不足すると、血液の濃縮度も増し、血栓がつくられやすい状態になります。特に高血圧などで動脈硬化が進行している人では、脳卒中や心筋梗塞を起こす要因になる可能性があります。こうしたことからも、日頃から水分を上手に摂取する習慣をもち、脱水を防ぐことが大切です。そのほか、日頃から暑さに負けない体をづくりをしていくこと(栄養バランスのよい食事や十分な休息をとる)も、脱水や熱中症の予防になります。

     

    毎朝、その時期に注意することをご利用者の皆様にお伝えしながら。そして職員全員でご利用者をサポートしながら・・季節の変わり目の体調変化を起こされたりしないよう、毎日元気な声を響かせているケアプラス三津です。

    梅雨も近いですが、暑い夏もすぐにやってきます。しっかりと体調整えておきましょう。

    お問い合わせやご見学、お気軽にお問合せ下さいませ。

    では、次回もどうぞ宜しくお願い致します。