実績報告
  • ケアプラス道後持田 リハビリ便り 暑さは運動と水分補給で乗り越えていきましょう 道後持田だより 2018年08月08日

    みなさま、例年では考えられない程の猛暑が続く中、いかがお過ごしでしょうか?体調は崩されていませんか?

     

    私は、3月よりケアプラス道後持田に配属になりました、作業療法士の大森です。

     

     今年の夏は全国的にも35℃を超える日が続き、7月末の1週間(23日~29日)の間に総務省消防庁の調べで、全国で1万3721人、その前週(16日~22日)は2万2647人もの方が熱中症で搬送されるという状態です。この中で最も多く発生している場所の4割を占めるのが住居内‼‼これには驚きました。熱中症の症状は様々ありますが、めまい、立ちくらみ、こむら返り、手足の痺れから始まり、重篤になっていくと頭痛、吐き気、だるさ、集中力の低下や意識障害、けいれん、体が動かなくなるなどがあります。

     

    それらの対策で最も重要なのは水分補給です。1日の目安は1.5ℓ~2ℓですが、おすすめは20分~30分に1口というこまめな水分摂取がベストです。

    熱中症の症状が出た場合、応急処置としてまず水分補給!その後は冷やす!!場所は首の周り、わきの下、太もものつけ根の太い血管が通っているところを冷やします。もちろん症状が重篤な場合は救急車を呼んでください!

     

     

    ケアプラス道後持田でも暑さに負けないよう利用者様はリハビリに励んで下さっています。その中の一人の利用者様ですが、いつも『デイに来たらたくさんしゃべってたくさん笑って、リハビリで運動をするから元気でいられるのよね~』と話して下さります。この方は僕たちが提示した運動をまじめに家でも行って下さっています。それに対して

    私:いつも忠実に伝えたことを実施して下さってありがとうございます。

    利用者様:自分のことだからね!

    自分のことだからね…その通り!(笑)そうなんです!!この思いは大事ですね~!

     

    でもこの方もこの暑さのダメージが無いわけでもなく、リハビリ前は立ってる姿から暑さと闘っている雰囲気がにじみ出ています。あらがっています(笑)暑さに押しつぶされそうになっているのか少し背中が丸くなります(笑)しかーし、リハビリをしてる最中はとても良い姿勢になります。そこでカメラを向けてやや緊張はされているもののリハビリ前と運動中の姿勢の変化の写真をどうぞ!

     

    どうですか??すごく綺麗な姿勢になってるでしょう?この方のリハビリへの熱心さに負けず私たちも応えていきますよ!!!

     

     

    あ、もちろんリハビリ後には水分摂取も忘れない!

     

     私はリハビリだけではなく、たまにフロアのリーダーで利用者様の1日の流れに添わせてもらうこともあります。そこではリハビリ職らしく運動を取り入れることはもちろん、前述しました20分~30分の水分摂取のサイクルに慣れていただくために水分をこまめに提供し、自宅での水分補給に繋げる努力もさせていただいております。

    暑さに負けない高齢者とそれを支える明るいスタッフでこの夏を元気に乗り切っていこうと意気込んでいる大森でした。

     

    それではみなさま、最後までお付き合いいただき“有難う”ございました。