皆さん、こんにちは。9月に入り朝晩が涼しい季節になってきましたが、如何お過ごしでしょうか。今月も「ケアプラス四足歩行メソッド その2」ということで引き続き、経過報告させて頂けたらと思います。
●不活動筋を活性させることで歩容・姿勢に変化!
ケアプラスグループの三津施設で先月より始動した「ケアプラス四足歩行メソッド」について1ヶ月が経ちましたので、これまでの成果ついて経過報告させて頂きたいと思います。1ヶ月評価では初期評価でも用いた評価機器を用いて足趾・膝間力評価を行い、主観的なものも含めヒアリングしていきました。利用回数が少ないことで、思いのほか効果が得られなかった利用者様もいましたが、その他の利用者様については数字上で筋力向上が確認できており、主観的評価でも痛む程度や痛む日の減少、毎朝の症状緩和など改善がみられております。またプログラム指導前は歩行器歩行であった利用者様が杖歩行になるなど生活改善が図れたり、歩く際の姿勢改善が図れた利用者様なども確認されております。引き続き、利用者様の生活改善が図れるよう邁進して参ります。
●フットプリントを活用したご提案 あなたの足は大丈夫?
今回のプログラムでは定期評価項目にフットゲージやフットプリント等を活用した足部評価なども行っておりますので、この場を借りてご紹介させて頂きます。フットゲージは簡易的に足長を測定することができ、靴のフィティング状態を確認することができます。またフットプリントでは左写真のように足圧の状態や足の変形、胼胝なども確認することができ、膝の痛みを推測する上で有益な情報源となります。そして、足は唯一、地面に設置している場所であり、足の状態が歪んでいる、または足に合っていない靴を履いているとその上にある膝・腰の痛みを招く要因にもなりますので、このプログラムでは足の状態もまた評価項目の一環とし、様々な視点からご提案・説明させて頂き、足にも興味を持ってもらうよう努めております。