実績報告
  • ケアプラス大洲 リハビリ便り 可動域改善による日常生活動作能力向上 大洲だより 2016年07月02日

    こんにちは。ケアプラス大洲、作業療法士の神野です。

     2016年に入りはやくも半分が終わりました。夏と言えば「七夕」「夏休み」「花火」「海の日」など多くのイベントがありますね。南予の方ではまだ大雨の日が続いていますが、今年の梅雨明けはいつ頃になるのでしょうか。

    さてさて、このような天気の中でもリハビリに一生懸命取り組まれています、A様をご紹介させて頂きたいと思います。

    A様から「肩の痛みにより衣類の着脱、入浴時の洗体に時間がかかる」との訴えがありました。

    訓練メニューとして、

    肩周囲筋群の筋緊張緩和を目的としたスリング体操や低周波治療、そして筋電制御電気刺激装置による筋促通や徒手療法などによりしっかりとほぐさせて頂きました。

    最初の様子です。

    写真1

     右手

    写真2

    左手

    一ヶ月後の様子です。

    写真3

    右手

    写真4

    左手

    写真で見てもお分かり頂けると思います。右手では100°から120°、左手では95°から105°と可動域向上が見られ、疼痛に関しては以前よりも減少したとのことでした。

    本人様からは、「今では上着を着れるようになったんよ。」「身体洗うときも痛みなくできるようになった。」とのお声を頂いており、表情も何だか明るく見えますね。

     A様は娘様と同居されていますが、肩が挙がらないことにより日常生活で様々な支障が出ています。そのため少しでも娘さんの負担軽減が図れるよう自宅で洗濯などの家事を今後行っていきたいとのことでした。

     週1回での利用ではありますがケアプラスでリハビリを行ったり、利用者様と会話することが楽しみで待ちきれないとのことでした。

     ケアプラス大洲では、このように目標を持って意欲的に日々リハビリに取り組まれている利用者様が多くいらっしゃします。今後もこのブログにてリハビリの様子をご紹介させて頂きたいと思います。お楽しみにお待ちください。