実績報告
  • ケアプラス北宇和島 リハビリ便り 姿勢測定装置 北宇和島だより リハビリNEWS 2016年05月18日

    立夏を過ぎ 陽射しの中にも夏の気配が感じられる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。ケアプラス北宇和島 作業療法士 松下です。

    今回はケアプラスに新たに導入された姿勢測定装置に関して事例を踏まえ、お話させていただきたいと思います。

    姿勢測定装置の説明はケアプラス大洲神野の方が説明していますので、そちらで確認していただけたらと思います。

    まずはなぜ姿勢を調べる必要があるのか??という事ですが・・・

    姿勢が悪くなると、精神・身体面で大きく影響を及ぼす事がわかってきています。

    代表的な悪い姿勢といえば「猫背(円背)」と聞いた事のある人が多いと思います。

    骨盤が後傾し、背中が曲がる事でどのような影響があるかといいますと、背中が曲がる事で頭部の重みを頸部で支える事になり、肩こり・腰痛の原因になりやすく、また骨盤が後傾する事で内臓を圧迫し、消化機能を弱める事で太りやすくなり肥満になりやすいなどさまざまな悪影響があると言われています。

    逆をかえすと、姿勢が修正される事で代謝が向上し、同じ量を食べても太りにくくなったり、肩こり・腰痛などが劇的に改善されたりするという事ですね。

    写真1

    左膝の疼痛訴えのある方です。左膝のアライメントが崩れており、負担が大きい事がこの写真から確認する事ができます。

    写真2

    この方は、肩こりと両膝の疼痛訴えがあります。

    連続写真でないので分かりづらい点がありますが、歩容において左右への揺れが大きく、杖をつく側の肩が上がり緊張している事が見受けられます。

    このように、写真を見る事で客観的に自身の姿勢を確認する事ができ、日々の生活や、リハビリへ活かしていくなどより効果的な訓練を行えるようになります。

    ケアプラスのリハビリはどんどん進化していきますので、皆様今後もご期待ください。