実績報告
  • ケアプラス垣生 介護員便り ~松前古城一座 ケアプラス垣生公演 第2回~ 道後持田だより 垣生だより 介護員だより 2016年04月01日

    桜の便りが次々に聞かれるこの頃、皆様、いかがお過ごしですか?

    こんにちわ!

    ケアプラス垣生 介護スタッフの森野です。

     

    今回、ご紹介するのは、3月25日(金曜日)に行われた『松前古城一座 ケアプラス垣生公演』の模様です!

    古城一座の皆様が垣生に来訪して下さるのは、今回で二度目となります。

    垣生開催の前にはケアプラス道後持田にも来訪して下さり、その模様は新聞にも紹介されていました!

    目にされた方もいらっしゃるのでは?

    その新聞情報で知ったのですが、一座の方々は60歳代から90歳代の方までいらっしゃるとか!

    年間40回以上もの公演を、ボランティアで重ねられているとの事です。

    すごいですね!

     

    そして今回は団員の中から11名の方々が垣生に来て下さいました。

    座長の阿部様の挨拶の後、まずは『義農作兵衛』の舞踊です。

    義農作兵衛は松前町の偉人で、江戸時代、享保の大飢饉の際に、麦種を守って餓死したと伝わっています。

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    今でも松前は麦の生産が盛んで、ちょうど今は麦が青々とした穂を付けているのを見ます。これも作兵衛さんの遺徳かと思うと、麦畑を見るだけでなんだか感動です。

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    その後は、舞踊『華燭の宴』で扇子を使った華麗な踊りです。

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    次々と演目は進み、カラオケ『みちづれ』『浪花恋しぐれ』『哀愁列車』と、しっとりした歌や、笑いのある歌が続きました。

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     フラダンスでは、目を見開いて見入る利用者様の姿も!

    フラ『南国の夜』を踊って下さった豊田様は、教室も持っている先生だとか。

    素晴らしい踊りでした。

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    舞踊『炎の川』では着物姿の舞が披露され、カラオケ『赤城の子守唄』では、国定忠治に扮した阿部様が、赤子の人形を背負って熱唱です。

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    舞踊『伊予のおたふく祝唄』では、おたふくの面をかぶった踊りで大盛り上がり!

    この舞踊は、昔、建前の際に踊られていたものだそうです。

    今は建前もあまり見かけなくなりました。建物の柱などの組み上げなど、基礎工程が終わったら行っていた式典の事です。

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    そして、とうとう最終演目の吟詠歌謡『黒田官兵衛』です。阿部様が聴かせて下さいました。

    大河ドラマにもなった黒田官兵衛は、豊臣秀吉に仕えた軍師で、このドラマを夢中で見られた方もいらっしゃるのではありませんか?素敵な歌声に、ドラマの内容を思い出し、感動です。

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    こうして約一時間の公演は拍手喝采のもと、終了となったのですが…やっぱりアンコールです!鳴り止まぬ拍手に、阿部様再登場!カラオケ『人生劇場』で締め括って下さいました!

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    「よかったよ!」「歌声がすごいんで、感動した!」「楽しかったー!」

    と次々と利用者様からは感想の言葉を頂きました。

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    そして古城一座様には、次の来訪のお約束も頂きました!次はどんな演目を見せて下さるか、今から楽しみです!利用者の皆様も、次はいつ?と楽しみにされているご様子。それまで、しっかりリハビリに励んで、心も身体も元気でいましょう!

    花冷えの時節柄、皆様、お身体にはくれぐれもご自愛ください。

    それでは、また、次のブログでお会いしましょう。