2月に入り、寒気も少しずつ緩みはじめましたが、皆様、いかがお過ごしですか?
ケアプラス垣生 介護スタッフの森野です。
今回の話題は、1月29日(金曜日)に催されました、津軽三味線の演奏会!
由謡会の方々による新春特別公演の模様の紹介です!
今回で由謡会の方々の来訪も、実に三回目となります。
毎回、是非とも聞きたい!とご希望されるご利用者様が多く、厳選の結果、何人もの方々に涙を飲んで頂きました。
当日はあいにくの雨でしたが、ケアプラス垣生のホールはご利用者の皆様の熱気が寒気を吹き飛ばしていました!
来訪して下さったのは、堀尾由謡先生、ご子息の泰磨先生、お弟子さんの三瀬さん、皆川さん、木下さんの五名の方々です。
早速、一曲目に『津軽じょんから節』を演奏して下さいました。
津軽三味線の大迫力の音色に、ご利用者の皆様もスタッフも、目と耳が釘付けです!
泰磨先生のお話しによると、津軽三味線は津軽地方のボサマと呼ばれる人々から始まったとの事。
津軽と云えば青森。青森と云えば、リンゴ!と云う事で、二曲目は『りんご節』という曲です。泰磨先生の謡も入り、聴かせて下さいました。
三曲目は『十三の砂山』と『がんにん節』のアンサンブル曲。
替え手と呼ばれる手法を使った演奏との事。この替え手、本来の手を本手といい、それを破る手の事で、破る手→破手→派手と云うようになった、と三味線が語源の言葉も教えて下さいました。
また『がんにん節』はお伊勢さん参りの効果があると云う謂われもあるとか。
次はお弟子さん方の独奏で、『津軽じょんから節』です。
同じ曲なのに、それぞれ違う曲のような演奏でした。
お話しによると、『津軽じょんから節』は即興音楽なので、演者によりアレンジが変わり、違う曲のようになるのだそうです。
そして、いよいよクライマックス!
再び由謡会の皆様全員による『津軽じょんから節』です。
一曲目とは全く違うアレンジで、由謡先生、泰磨先生のソロ演奏を含む迫力ある音色でした!
泰磨先生のソロ部分には、『ふるさと』の曲がアレンジされており、ご利用者の皆様が誰から徒もなく口ずさみはじめ、合唱となり、ホール内に歌声が響きました。
こうして新春特別公演は終了…とはならず、演奏会が終わるのを惜しむアンコールの声!声!声!
由謡会の皆様はこの声に応えて下さいました!
曲は『ソーラン節』!
もちろん謡ありで、合いの手をご利用者の皆様に入れて頂きました。
何度も何度も大きな声で「はーどっこいしょ!どっこいしょ!」の大合唱!
声を出す事は健康への第一歩!と、泰磨先生。
スタッフも一緒に「はーどっこいしょ!どっこいしょ!」♪♪
ホール全体に響き渡りました。
熱気の冷めやらぬまま、大盛況のうちに由謡会の皆様による新春特別公演は幕を下ろしました。
そして、次の演奏会のお約束も、いただきました!!
次回は秋の予定です!
ぜひデイに来て、由謡会の方々による演奏会を観覧してみませんか?
他にもケアプラスでは様々なイベントを計画しております。いつでもご連絡をお待ちしております。
まだまだ寒さが厳しいですが、皆様、くれぐれもご自愛ください。
それでは、また次のブログでお会いしましょう!