実績報告
  • ケアプラス垣生 リハビリ便り 腕の拳上 垣生だより 2015年12月21日

    皆様、こんにちは。ケアプラスデイサービスセンター垣生 理学療法士の岡田です。

    12月も下旬に差し掛かり、寒くなってきましたがいかがお過ごしでしょうか。寒くなると体が動きにくくなるので転倒などに気を付けてください。

     

    今回は、ケアプラス垣生を10月からご利用のH様をご紹介します。H様は肩が痛く手が挙がらないとの訴えがあり、ご利用当初は胸の高さまでしか挙げることが出来ず、洗顔など日常動作にまで支障を来していました。

    機能訓練前

    重力による影響が少ない仰向けで寝ている状態で肩の痛みが出るため、90度程度しか上げることが出来ませんでした。

    写真1

    そこでリハビリ内容として、スリングリハビリにて自身で動かす関節可動域訓練と干渉波(電気治療)にて疼痛軽減を行い、さらにセラピストによる筋緊張緩和と可動性改善を図ることで関節運動の誘導を行い動き易さを出していきました。

    写真2 写真3

     

    機能訓練後

    同じ姿勢で手を挙げて頂くと120度程度まで上げることが可能になりました。

    写真4

    このように日々の機能訓練で改善がみられ、当初課題であった洗顔動作はご自身でできるようになられています。また洗顔が出来るようになったことで、H様の次の目標は洗髪動作が楽に行えるということで更なる疼痛緩和と可動域改善を図って参りたいと考えております。

    ケアプラス垣生では日常生活の中で困っていることをお聞きし、我々機能訓練員が解決に向けご提案・機能訓練等させて頂いています。まだまだ寒くなり、乾燥によるかさつきも出てきます。ホットな飲み物と温かい食事をしっかり摂って、潤いと栄養と運動で寒い冬を乗り切りましょう。

    ブログを読んで頂きありがとうございました。