こんにちは、ケアプラス北宇和島 柔道整復師の小方です。最近、寒さも本格的になりましたが冬支度は万全でしょうか?こたつでのみかんも良いですが、風邪を引かないよう体力づくりも行っていきましょう!
さて、今回ご紹介させて頂く利用者様は一本杖にて歩行が行えておりますが、脚の振り出しが難しく、歩行や段差昇降時に見守りが必要な状態にあります。カメラが趣味でよく写真を撮りに外へ出歩いていたとのことで、以前のように外へ出て歩きたいという希望のもとリハビリを頑張っておられます。
しかし、住宅周辺の環境は玄関先に段差約10cm×2段、周囲には信号付き横断歩道がいくつかあり、交通量も多いため出歩くにはやや危険な環境にあります。
リハビリではこれらの諸条件を踏まえ下肢筋力強化はもちろんのこと、歩行スピードの向上、歩行時周囲への注意力向上が必要となってきます。
そこで、リハビリでは利用時に毎回デイの周辺約350mをリハビリスタッフと歩行して頂きました。歩くといってもただ歩くだけではなく、みなさんご存じのマルチタスクトレーニングの要素も取り入れ、しりとりや計算、連想ゲームなどをしながら歩行して頂いております。
その結果、マルチタスクトレーニングを取り入れながらの一周のタイムは1ヶ月前では12分47秒だったものが、1ヶ月後の現在では12分13秒まで時間短縮が図ることができました。また徐々にではありますが、周囲へ注意を向けることが出来るようになっております。それに加え、デイ出発時と到着時にはリハビリを兼ねスロープを使わず、階段を見守りにて昇降して頂いています。
以前は屋外歩行から帰ると休憩していましたが、今ではすぐにマシンでリハビリをするなど体力面でも余裕がでてきました!!!
このように今回ご紹介させて頂いた利用者様に限らず、他の利用者様においても目標に向け熱心にリハビリ取り組んで頂いています。
またケアプラス北宇和島では皆様の生活改善を図るためリハビリスタッフがお手伝いさせて頂いておりますのでいつでもお声掛けください!
では次回のブログもお楽しみに!