実績報告
  • ケアプラス宇和島 看護師便り ~皮膚の乾燥を防ぎましょう~ 宇和島だより 看護師だより 2017年01月22日

    皆さん体調にお変わりはないでしょうか?ケアプラス宇和島 看護師田村です^^

    先日、宇和島にも雪が降りました。さすがに痛い程の寒さでしたね。

    つい先日の話ですが、「1月20日」と言えば?

    そう!ドナルド・トランプ氏のアメリカ大統領就任式!・・・は米国の話ですね。

    日本は『大寒』の日になります。一年中で一番寒い時期。耳や手が冷たくなりますよね。私もあかぎれ予防のためにハンドクリームを塗り込んで潤してはいるのですが、手を洗う度に油分も流れてしまいます。

    皆さんのお肌はいかがですか? 

    寒く乾燥するこのシーズン、肌の乾燥や荒れ性等に悩まされますよね。

    ひとつ歳を重ねるごとに、皮脂の分泌は減少し、水分を保つ機能も低下し、乾燥肌になりがちです。いつまでもピチピチではいられません・・・。

    さて、ではここでちょっと乾燥予防の為に出来る事のご案内を^^

    室内の湿度(50~60%)を保つ為には加湿器や、洗濯物を室内に干したりすることも良いですね。

    我が家では、湿度調整の為に洗濯物は室内干しなんですが、寒い屋外へ取り込みに出なくて良いので、その点でもおススメですよ。

    入浴の際にも注意していただきたいのは、長時間、熱いお湯に入ったり(37~40度が適温)、肌を擦り過ぎないことです。

    肌がカサカサ(水分不足)になると、痒みが発生 → 肌を搔く → 湿疹、炎症を引き起こす  それ以外にも、就寝時に痒みが出て睡眠不足・・・色々と困りますよね。

    そして、湯上りにはなるべく早く水分を拭取ることも大事です。熱いからと、濡れたままにしていると入浴前よりも体の水分量が減ってしまう(蒸発する時にもともとあった水分まで持っていかれる)そうですよ。

    5分以内にはしっかり拭いて保湿するのが良いそうです。

    利用者様に湿疹やかさつきが見られる場合、デイではご本人様やご家族様がご準備された保湿剤などを入浴後に塗らせていただいてます。

    入浴後に毎回ケアをすることで、状態が悪化されないように・・・お風呂にも気持ちよく入っていただきたいですしね♪

     

    もう一度、おさらいです。

    入浴後には保湿を行いましょう。お風呂上りの肌は水分がすぐに蒸発しますので肌が湿っている間に保湿クリームを塗りましょう。当事業所ではスキンケアもお手伝いしています。

    これで潤いのあるお肌になったのでは?

     

    あっ。もうひとつ。

    最後の仕上げ。保湿した肌を守る為に、刺激の少ないコットン(綿)やシルク等の天然素材の肌着が良いかもしれませんね。

    これからが冬本番となりますが、体を洋服で保護するように、お肌にも保湿クリームで保護を行って、気持ちよく過ごして下さいね。

    では次回も宜しくお願いします。