皆様こんにちは^^ケアプラス宇和島 看護師田村です。
気付けば、吐く息も白くなるほどに寒くなり「インフルエンザ」の情報も耳にするようになりましたが、体調の変化はありませんか?
共感していただける方も多いと思いますが、年齢を重ねるほどに毎日の過ぎ去っていく速度が速く感じ、本当に一年一年があっという間です。
十二月に入ると一年を締めくくる色々な納め行事が各所で行われますね。
その中のひとつ、農業では12月8日が農作業を終える日「こと納め」なんだそうです。農家の皆さま、お疲れ様でした・・・
でも!同じ12月8日が「こと始め」でもあるそうです。こちらは年神様を迎える正月準備にとりかかる事を言うそうです・・お忙しいですね。
さて、徐々に寒さも厳しくなってきましたが、家に居ると暖かいお部屋でこたつに入ってウトウト、なんて無防備な方はいらっしゃいませんか?
「こたつで寝たら風邪ひくからダメ」って。母からよく注意されたなぁ・・懐かしい・・。
雪が降ったら嬉しくて外に出て遊んだり・・
あ、脱線するところでした^^;
コタツで寝ると風邪をひく、それはなぜかと言いますと、コタツに入っている部分(下半身)と出ている部分(上半身)の体温に差が生じるからなんですって。
それによって、全身の恒常性を保とうとしている脳が「どっちの体温が正しいの??」と混乱してしまって、体温調節がうまく行えずに風邪をひきやすくなる、ということなんだそうですよ。
というように、脳って想定外の環境変化に対応しきれず、混乱を起こすことがあるんです。
グルグル回るとめまいを起こすのも、脳が自分の位置情報を判断できなくなるせいだとか・・。
そうか・・・脳って混乱するんだ・・・どうしよう・・・ 「あっ!!!」
今、何かよく聞く言葉が頭をよぎりませんでしたか?
マ・ル・チ・タ・ス・ク
ケアプラスでは脳のトレーニングやってるじゃないですか。
マルチタスクトレーニング・・・同時課題遂行能力向上を図るための、誰でも行える運動です。簡単に説明しますと、脳と身体の考えを同時進行することです。
もうひとつ、風邪予防について少し書かせていただきますね。
喉が乾燥すると風邪をひきやすくなりますが、なぜ喉が乾燥するか。
原因のひとつは、「口呼吸をしている」からなんです。
鼻には埃を取り除く機能があるので、鼻で吸って、口から吐くと良いですよ。口呼吸が多くなると埃も吸ってしまうし、外気をダイレクトに吸うので喉が乾燥してしまいます。自分がどちらの呼吸をしているか確認してみることもいいかもしれませんね。
風邪予防として、外出するときにはマスクを着用したり、室内には加湿器を利用し部屋の湿度を出来るだけ50%~60%に保ちましょう。
そしてこまめに水分補給することによって喉の乾燥を防ぐことも大切なことですね。
皆様も喉を鍛える方法で規則正しい生活習慣に心掛けましょう。
それでは皆様、寒くなりますが体調にはくれぐれもご用心して下さいね。
次回も宜しくお願いします。