ケアプラス道後持田 作業療法士の高橋です。最近、朝晩と涼しくなり秋めいた季節になってきましたが、皆様体調は崩されていないでしょうか。就寝の際は衣服など気を付けて風邪を引かないように対策を取っていきましょう
今回は簡単で意義あるリハビリテーションについて利用者様の経過を基にご紹介致します。
左半身が使いにくく、“横に寝る~座る”“座る~横に寝る”の両動作に介助を必要としておりました。
訓練内容はタオルギャザーを使用して身体から手を遠ざけたり、近付けたりする簡単な訓練を実施しました。
まずは訓練の様子をご覧下さい。
横向きに寝た状態から座るまでの動作で手を使った重心移動は非常に重要な役割を担います。訓練と目的動作の様子を比較すると訓練の真意が伝わると思います。
目的としている動作はこちらです。
もう一度訓練の様子はこちらです。
訓練動作では、
①『一番外側に手がある時、そのまま肘を付けば横向きで寝ることができる』
②『手を外から身体に近づける事で座位に繋がる』
①、②が写真の比較でお分かりかと思います。
現在ではこの動作訓練を実施することで目的動作を軽介助にてできるようになりました。
本人様も日々できることが増えている事を実感されているとの事でした。
私たちは個々のNeedsに沿った機能訓練を提供できるように日々“考え・提供し・効果判定”を繰り返し、皆様のお役に立てるようなリハビリスタッフへと成長し続けます。
是非一度、私達のリハビリを体験してみて下さい。リハビリスタッフ一同心よりお待ちしております。