実績報告
  • ケアプラス北宇和島 看護師便り ~季節に負けない体を作ろう~ 北宇和島だより 看護師だより 2025年11月05日

    皆様、こんにちは!!    ケアプラス北宇和島、看護師です。

    最近急に寒さを感じる日がみられ始めましたが、今年は日中の暑さが長く続き、昼夜の気温差が激しい毎日でしたね。

    この気温差が激しい時期には、体が温度調節に追いつかず、不調を感じる方も多いのではないでしょうか

    この不調は、実は気温の変動が原因となる寒暖差疲労かもしれません

    寒暖差とは…当日の最低気温、最高気温の差 前日と当日の寒暖差、週単位での寒暖差、室内外の寒暖差など

    寒暖差疲労によって起こる症状「体の不調」「心の不調」があります

    体の不調は、全身のだるさや疲労感、倦怠感です。また肩こり、頭痛、腰痛、耳鳴り、めまい、食欲不振、ふらつき、手足もしくは全身の冷え、むくみ、便秘や下痢、不眠などの症状もみられることがあります。

    心の不調は、イライラや不安感、ストレスの増加による精神的な不調が生じ、情緒不安定と感じる場合がある。

    寒暖差疲労チェック

    暑さ、寒さが苦手

    エアコン(冷房・暖房)が苦手

    季節の変わり目に体調不良を感じる

    手足が冷たいと感じる

    冬は寝つきが悪い

    冬は機能性保温下着をいつも身につけている

    熱中症になったことがある

    4つ以上該当する場合は、寒暖差疲労になる可能性が高いため、事前に対策を行いましょう

    寒暖差疲労への対策

    規則正しい生活を送る:質の良い睡眠・生活リズムを心がける

    シャワーのみで済まさず、少しぬるいと感じる温度のお風呂に首までしっかり浸かり、体の芯まで温める。(お風呂の温度:38℃~40℃が理想、湯船に10分~15分程度つかることで、血行促進につながります)

    適度な運動を取り入れる (ストレッチによって筋肉をほぐしたり血液の循環を促したりすることで、自律神経を整えることができます)

    食生活を整える:体を温めるバランスの良い食事(人参や大根などの根菜類、タンパク質、鉄やビタミンB12など体を温める食材を意識して摂取することがおすすめ。

    一方で、冷たい飲み物や体を冷やす食べ物の摂りすぎには注意が必要です。脱水症状は疲労感を増すため、こまめに水分摂取をすることを忘れないようにしましょう。

    ストレスをためない(気分転換を図り、ストレスを発散させる時間を定期的に設けるようにしましょう。)

    寒暖差疲労を予防するには、セルフチェックを行い、注意が必要な場合には対策を取ることが大切です

    適度な運動を行い、心も体も健康的で楽しく生活できるように過ごして下さいね。