皆さんこんにちは!
はじめまして!
ケアプラスデイサービスセンター新居浜の理学療法士の渡邊です。
秋もいよいよ深まり、朝夕の冷え込みが感じられる頃となりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。
さて、今月は、ご自宅リハビリパックを使用した肩こり緩和と体操についてご紹介致します。
肩こりは、首から肩・背中にかけての筋肉が硬くなる状態を指します。
原因としては筋肉の緊張、姿勢、血行不良、ストレスなどがあるといわれています。
机上での作業時には、頭が前に傾く姿勢となります。
頭は約5㎏あるといわれており前に傾くほど首や肩の筋肉が過剰に働きます。
この姿勢を長時間続けることにより首や肩の筋肉が緊張して固くなることで血行が悪くなり、筋肉に十分な酸素や栄養が届かず、疲労物質といわれる乳酸などがたまりやすくなり、肩こりを感じます。
厚生労働省が実施した「国民生活基礎調査」によると、女性では第1位、男性では腰痛に次いで2位となっています。
それでは、ご自宅リハビリパックを使用した肩こり緩和からご紹介致します。
肩こりの原因となる筋肉の中でも、首の後ろから背中の中央に広がり、肩甲骨を覆う「僧帽筋」、首から肩甲骨に付着する「肩甲挙筋」という筋肉が原因となっていることが多いといわれています。
その2つの筋肉をピンポイントでアプローチするご自宅リハビリパックを使用し肩こり緩和をご利用者様に紹介している様子です。

次にケアプラスで偶数月に実施している肩こり予防体操についてです。
肩こり解消の鍵といわれているものの中に「ファシア」というものがあります。
「ファシア」とは、私たちの体や臓器や骨、血管、そして筋肉などを覆う、全身に張り巡らされた「ゆるゆるの組織」のことで、この「ファシア」こそが体を滑らかに動かすうえで重要な役割を果たしていることがわかってきています。
こちらは肩甲骨につながる筋肉にファシアを本来のゆるさに戻している様子です。

ケアプラス新居浜では、これからもご利用者様の健康な体づくりを支援して参ります。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。