9月に入っても猛暑が収まらないですね・・デイの庭木で9月生まれのセミの神秘的な写真が撮れましたのでご覧ください^^


長期予報では、9月中旬に入っても日中の気温が33℃前後とのこと^^;
まだしばらく「秋」はおあずけですね。
そんな残暑の時期、高齢者は体調を崩しやすいため、「環境」「水分・食事」「生活リズム」「心身のケア」など様々な観点からのサポートが大切です。以下に整理してみました。
◆環境面
室温・湿度管理:エアコンを28℃以下、湿度40〜60%を目安に調整。扇風機やサーキュレーターで空気を循環。
夜間の暑さ対策:寝室は熱気がこもりやすいので、エアコンの「除湿」や扇風機の弱風を活用。
直射日光の遮断:すだれ、遮光カーテン、グリーンカーテンで室温上昇を防ぐ。
◆水分・食事面
こまめな水分補給:のどの渇きを感じにくいため、1日1.2〜1.5Lを目安に少しずつ。麦茶や経口補水液も有効。
塩分補給:発汗による塩分喪失を考慮し、みそ汁や漬物などで適度に摂取。
消化の良い食事:そうめんや冷ややっこなど冷たいものに偏らず、温野菜やタンパク質をバランス良く。
夏野菜の活用:トマト、きゅうり、なす、西瓜などは水分・ミネラル補給に役立つ。
◆生活リズム面
適度な休養:昼寝は30分以内、夜間の睡眠を妨げない範囲で。
外出の工夫:朝夕の涼しい時間帯を選ぶ。帽子・日傘を使用し、日陰を歩く。
軽い運動:体力維持のため、散歩や室内でのストレッチを無理なく継続。
◆健康管理・観察面
体調チェック:毎日の体温・血圧測定。食欲・排尿・排便の変化も観察。
脱水サイン:口渇、皮膚の乾燥、尿の濃縮、倦怠感、ふらつきなどに注意。
持病の管理:心疾患・腎疾患・糖尿病のある方は主治医の指示に従い、利尿薬や食事制限を無理に変えない。
◆心と安心感
季節感を楽しむ:冷たいデザートや夏の花(造花でOKです)を取り入れることで気分転換。
孤独の予防:残暑は家にこもりがちになるため、声掛けや電話での交流を増やす。
安心感の提供:熱中症や体調不良への不安を和らげるため、周囲が「一緒に気を付けましょう」という姿勢を示す。
★ポイント★
「涼しく・バランス良く・無理なく・安心して」残暑を過ごせる環境を作ることです。
周囲の目配り、気配りがとても大切だと思いますので、身近に高齢者の方がいらっしゃるご家庭は参考になさって下さいね。