実績報告
  • ケアプラス垣生 リハビリ便り トイレ動作の介助量の軽減に繋がりました! 垣生だより AIチェックリハビリ 2024年12月20日

    皆さん、こんにちは。

    ケアプラス垣生の作業療法士、福田です。

     

    今回、紹介するご利用者様は「自分でトイレに行けるようになりたい」との希望を持たれていました。

    利用開始時は膝の痛み、両足の浮腫、筋力や関節可動域の低下によりバランス能力の低下きたしていました。

    また歩行の不安定性も認めました。

    6ヶ月間、リハビリを継続し、自宅での自主訓練併用することによって歩行の安定性が向上しました。

    その結果、自宅で歩行器使用しトイレに行けるようになりました。

     

    初期評価の様子です。

    前から見た姿勢は上半身・下半身共に左へ傾き、腰の左右の傾きは右に傾いています。

    全身的に左に傾いた姿勢となっています。

    横から見た姿勢は上半身が前方へ傾き、骨盤後傾位、膝は曲がり、下半身は後方に傾いています。

    前傾姿勢となっている状態です。

    重心は左後方にあり、左側に負担がかかっている姿勢です。

     

     

     

    訓練内容として、

    膝の痛みと浮腫の軽減を目的とした全身的なリラクゼーション、

    関節可動域訓練と徒手による筋力強化訓練、

    体幹・下肢のマシンによる筋力強化訓練、

    バランスパッドを利用した平行棒内歩行訓練、

    自宅での自主訓練を実施しました。

    このような訓練を6ヶ月間継続し、再度姿勢測定を行いました。

     

    6か月後の評価です。

    前から見た姿勢は上半身・下半身、腰の左右の傾きも改善傾向です。

    左傾きの姿勢が改善傾向になっています。

    横から見た姿勢は頭部の傾きや下半身の傾き改善しています。

    骨盤の傾きも改善し、膝の曲がり度合いも改善傾向です。

    前傾姿勢の改善が認められます。

    重心は正中位に近い状態になっています。

     

     

     

    6カ月間のリハビリにより膝の痛みや浮腫が軽減し、活動性が向上しました。

    その結果、関節可動域と筋力の向上が認められ、姿勢改善に繋がりました。

    姿勢の改善だけでなく、歩行の安定性も向上し、自宅で歩行器使用しトイレに行けるようになりました。

     

    ケアプラスでは、ご利用者様の生活が良くなるための関わりを実施しております。

    体験やご利用も随時受け付けております。

    ぜひ一度ご連絡ください。

    最後までお読みいただき、ありがとうございました。