実績報告
  • ケアプラス三津看護師便り ~梅雨の時期に気を付けて頂きたいこと~ 三津だより 看護師だより 2024年05月29日

    皆様こんにちは、三津の看護師です。

    5月に入り、半そでに衣替えする方も多いと思いますが、朝夕気温が低く

    夜中、明け方に寒さで目が覚めることも多くあると思います。

    まだまだ衣服の調節が難しいですね。

     

     

    今後愛媛も梅雨が始まると思いますが、

    これからの時期注意したいのが、湿度上昇に伴う様々なトラブルです。

     

    ・梅雨になると室内の湿度が高まり、ダニやカビが発生しやすくなります。

    発生したダニ、カビを体内に吸い込むとアレルギーを引き起こしやすい原因となります。

    晴れた日の天気の良い日は布団等干し、掃除をこまめにすることをお勧めします。

    天日干しが難しい方は、乾燥機なども効果的なので活用してはいかがでしょうか?

    台所もカビが発生しやすいのでこまめに水分を拭きとり換気を行いましょう。

     

    ・これからの時期高温多湿になると細菌が繁殖しやすくなり食べ物の管理も

    注意が必要となります。梅雨時期に入ると細菌性の食中毒に要注意です。

     

    買い物から帰ってきたらすぐに食べものは適切に保管し長時間常温保存しない様

    心がけてください。

    また高齢者のかたは一度に多くの量を食べれず残りを再度保管することもあると思います。量はなるべく一回量作るようにし残さない事も重要となってきます。

    やむを得ず残す場合は冷蔵保存し腐食を防止しましょう。

     

    ・室温が高くなると皮膚も湿潤状態になり、痒み、かぶれ等の皮膚トラブルを引き起こします。脆弱になった皮膚と布団、衣服がこすれると状態が悪化し褥瘡になることもあります。

    皮膚は清潔に保ち発赤、かぶれ等がないか観察を行い前記症状ある時は早めに対処することをお勧めします。また趾間が湿潤すると水虫の原因にもなりかねませんので

    趾間の観察も重要となり、浴後タオル、ドライヤーで十分に乾燥させて下さい。

     

    これから気温が高まるとエアコンも使用し過ごされると思います。そうなると今度は皮膚が乾燥し、乾燥による皮膚トラブルも発生します。

    いずれも適切にスキンケアを行い、トラブル防止に努めていく必要があると思います。

     

    ・梅雨に入ると低気圧の事が多くなり、体調の調節も難しくなることがあります。

    頭痛、意欲の低下、倦怠感、易疲労感、風邪など引きやすくなる、食欲の低下、関節の痛み等、様々な症状を引き起こし心身ともに塞ぎがちになります。

    また天候が悪い日が続くと外出の機会も減り、活動量の減少のリスクもあり転倒に繋がるリスクも考えられます。

    自宅で過ごされている時も自宅で出来る運動を行いながら、筋力の低下の防止に心がけましょう。

     

    これから梅雨時期様々なトラブルがあり、生活にも支障を及ぼす可能性が大きくなってきます。リスクの対策を行いながら安心して生活が送れることを願っております。