皆様こんにちは、三津の看護師です。
先日松山市も桜の開花宣言が発表され、気温も上がり桜も咲き始めている所もちらちら見られるようになりました。満開が待ち遠しいですね。
この春先注意していただきたいのが「かくれ脱水」です。
「脱水」は特に夏、冬に多くみられるような印象ですが、実は年中通して注意が必要となってきます。春は特に気温の差が激しく日中は暖かいと思ったら、夜間急に気温が下がり身体が寒暖差に上手に対応できず自律神経を崩し脱水になってしまうと言われてます。
「かくれ脱水」は症状が表れにくい段階で自覚症状も乏しくまた、高齢者になると水分補給を行っても改善が難しい場合があります。
特に高齢の方は脳疾患、心疾患の持病がある方も多く、薬によって体外に水分を排出する治療を余儀なくされている事も多く、特に脱水に注意が必要です。
後、家族の転勤、引っ越し、進学等で環境の変化に精神的ストレスを感じる事で自律神経のバランスを崩されそれが引き金で脱水を起こすこともあります。
「かくれ脱水」と言われるくらい症状も初期で、日頃の注意も必要となります。
・疲れやすい、だるい
・いつもより喉が渇く
・眠気が多い
・不眠になりやすい
・食欲低下
上記の症状を感じたら「かくれ脱水」可能性があります。
・だるい時は適宜に休息をとる
・喉の渇きを感じる前にこまめに水分をとる
・3食バランスの取れた食事を摂り良眠に繋がるように心がける
これらのことを気にしながら生活して頂いて夏の脱水予防にも繋がるようにしましょう。
最後に
大分減少はしてますが、まだインフルエンザ、コロナウイルスに罹患されて体調を崩されている方もおられます。
今後ゴールデンウィークもあり、人の移動も多くなります。適切に感染対策を行いながら罹患されないようお過ごしください。