皆さまこんにちは
3月に入り春ももう間近と楽しみにしておりましたが、まだまだ寒暖差が激しく、厚いコートが手放せない日が続いております。皆様いかがお過ごしでしょうか?
ケアプラスでは、食事前の口腔体操から始まり、歯磨きやうがいで口の中をきれいに保つことで、いつまでも元気に過ごして頂きたいと、口腔ケアを実施しております。
しかし虫歯予防などに口の中をきれいに保つことだけが目的ではありません。舌や唇、頬などの口の周りを鍛えるためのマッサージや、リハビリなども行い、嚥下機能を維持するといった健康維持・促進の役割を担っています。
まずは、食事前の嚥下体操をスタッフと一緒にして頂いています。
唾液の分泌が少なくなってしまうことが原因で、食べる事や飲み込むことがしにくくなります。
「首のストレッチ」「肩の体操」「口の体操」「頬の体操」「舌の体操」
口腔体操後には美味しいお食事が待っていますよ(^o^)
口を通して栄養がしっかりと摂取され、低栄養状態や脱水症を防ぎ、体力回復はもちろん意欲の向上にもつながりますね。
食後は、ほとんどの方が口の中をすすいでから歯磨きをされます。
食後の歯磨きは、虫歯予防だけでなく、肺炎予防にもつながりますので、しっかりと行いましょう。
口腔ケアによって口と舌の動きが向上してくると、話すときの発音が良くなり、他の人との意思疎通も円滑に進みます。
また、口内環境が改善される事で、口臭を減らせるというのも大きなメリットですね。
口腔ケアがもたらす効果のひとつとして「認知症予防」です。
「何でも噛める」高齢者と「あまり噛めない」高齢者と比べると、認知症の発症リスクには約1.5倍違いがあるそうです。
ということで皆さまもしっかり口腔ケアをして、おいしく食べて、お話して・・・。
元気に暖かい春を迎えましょう。