12月に入り、みなさん少しずつ寒さにも慣れてきた頃でしょうか。
寒くなっても毎日を意欲的に有意義に過ごしていきたいですね。
今回は『緑内障』についてお話をしたいと思います。
初期段階ではなかなか発見が難しいのですが、何かを見ている時に見えない場所があったり、見える範囲が狭くなってくる症状が現れてきます。
ですが、初期段階では症状を自覚される方が少なく、かなり進行して視野が欠けてきたり視力が悪化してから気付くケースが多いそうです。
そして緑内障には、40代以上に多く見られる慢性緑内障と、突然発症して急激に悪化する急性緑内障の2種類があります。
視野欠損がゆるやかに進行していく慢性緑内障では目立った自覚症状はないそうですが、「見たいものが見えない」「ものが欠けて見える」などの症状がある人は注意が必要です。
急性緑内障は主に夕方から夜半にかけて、急激な目の痛みと視力低下、目の強い充血、吐き気、頭痛などの症状が出ます。
緑内障のバロメーターとなるのは眼圧(目の硬さ)です。
高くなった眼圧を下げるために点眼薬による薬物療法を中心とした治療が行われます(眼圧が上がらない「正常眼圧緑内障」でも眼圧を下げることで進行を食い止める場合もあるそうです)。
緑内障は失明に至る病気だと知られてきていましたが、現在では早期に治療を受けていれば、ほとんどの場合で失明に至ることはなくなってきたそうです。
物がハッキリと見えない、聞こえない、となるのはある程度の年齢になると自然なことなのかもしれませんが・・・
視力の低下、目の気になる症状がある人は、定期的に眼科の受診をして医師と相談してみるのが良いかもしれませんね。
それではみなさん、寒さによる体の不調や集中力散漫による事故には十分に注意して年末に向かって頑張っていきましょう^^