皆様こんにちは。ケアプラス新居浜、看護師の細谷です。
新年度を迎え、ケアプラスデイサービスセンター新居浜にも新人さんが入社してきました。みなさん毎日頑張ってくれています♪
また生活の面では、コロナ感染症に関わる様々なことが少しずつ緩和されてきて、テレビを見ていても今年はお花見を楽しむ人々の光景がニュースになったりと、以前の生活が戻りつつある部分もありますね。私も今年はお花見に行ってきましたが、大変綺麗で癒されました。
さて今回は、帯状疱疹についてのお話です。
新年度は環境の変化などによるストレスを溜め込みやすい季節でもあり、こうした疲れから帯状疱疹を発症する可能性があるのです。近年、高齢者だけでなく若い世代にも増えていると言われています。
帯状疱疹とは、多くの人が子供の時に感染する水ぼうそうのウイルスが原因で発症します。水ぼうそうが治癒したあとも、実はウイルスは体内の神経節に潜伏しており、ストレスや過労、加齢などで免疫力が低下すると、ウイルスが再び活性化して、帯状疱疹として発症するのです。日本人の好発年齢は50歳以上で、それから年齢が上がるにつれて発症率は増加し、80歳までに約3人に一人が発症すると言われています。
症状としてはまず、皮膚症状出現の前にピリピリとした痛みが生じます。その後、身体の右側か左側の一方に痛みを伴う発疹と水泡が出現し、多数集まって帯状に生じます。帯状疱疹によって神経が損傷されると、皮膚症状が治った後も痛みが残ることがあり、夜も眠れないほどの帯状疱疹後神経痛に何か月も苦しむことがあるのですよ!!!
なりたくないですよね・・・
そこで次は予防のお話です。
まずは日頃から体調管理に気をつけて、バランスの良い食事、しっかりと睡眠をとる、
自分なりのストレス発散方法を知り、ストレスを溜め込まないようにすることですね。それから、50歳を過ぎるとワクチン接種で予防することが出来ますよ。ワクチンは生ワクチンと不活化ワクチンの2種類があります。生ワクチンは免疫抑制薬、抗リウマチ薬、抗がん剤などの薬を使っている人は、このワクチンの接種を受けられませんのでご注意ください。
みなさんも、規則正しい生活で免疫力を保ち、帯状疱疹の予防に努めてみましょう。出来ることから取り入れてみてくださいね。
写真は4月のイベントの様子です♪