実績報告
  • ケアプラス三津 看護師便り~手足口病の流行~ 三津だより 看護師だより 2022年08月17日

    みなさん、こんにちは。

    じりじりじりじりじりじりじり・・・・これは目覚まし時計の音ではなく蝉。お天気の朝は早起きの蝉に起こされるようになりましたね。

     

    先々週末は3年ぶりの三津浜花火大会が開催されました。

    コロナ感染拡大が止まらない中での開催に対して色々な意見があると思いますが、1万2千発の夜空に轟く音とキラキラ輝く光に感慨深い気分、大会に関わる方達の意気込み、「頑張ろう」というメッセージを感じさせてもらいました(近所なので家のベランダから見えます)。

    ですが、その後の感染者数の激増ぶりを見ると・・・。大会の関係者の方達も、花火を見て元気づけられた人たちもやり切れない思いをされているのでしょうね。

    ところで、先日『手足口病流行で警報 “手洗いなど予防の徹底を” 』というニュースがTVで流れていましたので、今回はそのニュースを取り上げたいと思います(今は東京で流行しているということです)。

     

    2019年以降、新型コロナウイルス感染症の感染症対策が徹底されていることが影響していて手足口病の感染流行は抑えられていたようですが、手足口病のウイルスに対する抵抗力を持つ人が少なくなっているため、今後はいつ大流行が発生しても不思議ではないそうです。

    「手足口病の感染に注意しましょう!」と言っても、免疫力の弱い小さな子供の病気。そんな小さな子供達が幼稚園や保育園の集団の中で自主的に飛沫感染や接触感染を完璧に防ぎ切るのは無理なんじゃないの?と思いますよね?

    その通りだと思います。でも、子供が罹った場合、症状はあまり強く出ないことがほとんどです。

    ですが、もしも大人が罹ってしまった場合は子どもに比べ症状が重く出やすい傾向があり、発疹は子どもに比べて強く表れ、痛みも強くなります。

    (かく言う私も大人になってから罹りました。数日間、手のひら全体が焼かれたように痛かったのを覚えています)

    足裏に多く症状が出ると、歩行が困難になるほどの痛みを伴うケースもあるそうです。

    他にも、インフルエンザにかかる前のような全身倦怠感と悪寒、関節痛や筋肉痛などの症状や嘔吐・下痢、手足のしびれのような症状が出たり、高熱が何日か続くこともあります。

     

    コロナウイルスと同じく、ウイルスにも種類がいくつかあって一度発症してもまた違うウイルスから感染して発症することもあるので、基本的な感染症対策は徹底して続けるようにしましょう。

    夏、色々なウイルスや菌が私たちを狙っています。

    しっかり栄養と水分を摂り、運動を行って、負けない身体作りをして下さいね。