こんにちは。ケアプラス宇和島 看護師田村です。
先日の夜、窓にひとつの明かりが「チカ チカ」と映っていました。その光を部屋の中から、猫が一生懸命手で追いかけていたのは一匹のホタルでした。5月半ばから、家の前の川ではチラチラと見かけていたのですが、窓越しまで出張してくれるとは・・ 良い事があるかしら?
皆さま、足の爪が体を支え、足の指先が蹴り出す力を体に伝えていく大事な役割をしていることをご存知でした?
高齢になると、新陳代謝の低下により足の爪は伸びにくくなり、乾燥などにより厚く硬くなってきます。また、水虫になると、巻爪になったり爪が厚くなり変形したりします。すると立位困難や歩行困難といった症状が出てきてしまいます。
そのため、足のケア、つまりフットケアはとても大切なものとなってきます。
・足をよく観察してみませんか?
足の色、足の温度(冷たい場合には循環不全が考えられ、熱い場合には腫れや、赤く炎症をしていないか)、踵がひび割れ、指と指の間等を観察してみてはどうでしょう。
当事業所では、ご利用された時に「足浴」をさせて頂いております。
気持ちいいでしょうか?
「温かいお湯の中でのマッサージはとても良い気持ちで、夜ぐっすり眠れる」とのお言葉を頂きました。足の観察もしながら、清潔保持にもつながりますね(^o^)
では足の爪切りはどうでしょう。入浴後等が切りやすいですね。
爪の切り方としては、丸く切るより、四角くスクエアカットします。爪の長さは足の指先に平らな物を当てて、爪が当たらないくらいの長さとし、白いところをすべて切ると深爪になってしまいます。また、厚くなってしまった爪には爪切りニッパーで切るのも良いかもですね。
梅雨時期になると、水虫(足白癬)、たむし(体部白癬)、爪水虫(爪白癬)が発症してきます。日頃から自分の身体を良く観察していきましょう。
それでは、また来月にお会いしましょう<(_ _)>