みなさんこんにちは。
冬の寒さが和らぎ、だんだんと暖かくなってきましたがいかがお過ごしでしょうか。この時期になると目の痒みやくしゃみなどの症状が出てくる方もいらっしゃると思います。体内に入った花粉に対する免疫反応によって起こるアレルギー症状。そう、にっくき「花粉症」でございます。
花粉症には個人差があり、症状の出る人は毎年苦しんでおりますが、出ない人は全く無症状です。なぜこのような違いがあるのでしょう。それには免疫機能が大きく関わっています。規則正しい生活習慣で免疫システムを整えることが花粉症対策になります。
<外的原因 内的原因>
花粉症の原因は外的な原因として多くの花粉の飛来にあります。「季節性アレルギー性鼻炎」と言われているように、この時期にはスギやヒノキの他多くの花粉が飛び散っています。しかし花粉はウイルスと違い、本来なら人体に無害なものです。人体に害をもたらすには主に身体の免疫力の乱れである内的原因があります。
<花粉症の対策>
外的な原因の対策は、うがい手洗いマスクはもちろん、ゴーグルの着用や花粉の付きにくい素材の服を身につけるなどの対策があります。また、花粉情報を得て飛びにくい日を把握して行動すると良いでしょう。そして内的原因の対策としては免疫力を整えることになります。免疫システムの多くが腸に存在するといわれており、腸内環境を整えて免疫システムを正常にすることが、花粉症対策の一つになります。
<おすすめの食生活>
オススメの食べ物や飲み物は主に3つあります。
■オメガ3系油
青魚の脂には花粉症のさまざまな症状を引き起こすアレルギー誘発物質ヒスタミンの働きを抑えるDHA(ドコサヘキサエン酸)・EPA(エイコサペンタエン酸)が含まれています。サバやイワシ、サンマなどの青魚を摂るようにしてみましょう。
■ビタミンD
崩れてしまった腸内環境や免疫のバランスを整えてくれるというはたらきがあるといわれています。花粉症の改善をするために、ビタミンDが多く含まれているきのこなどを取り入れてみましょう。また、ビタミンDは太陽に当たることで合成されます。暖かい日には花粉のあまり飛んでない早朝にお散歩することもおすすめです。
■ルイボスティー
抗酸化作用がありアレルギー疾患の改善が期待できる、ポリフェノールの一種フラボノイドが多く含まれています。カフェインが含まれておらず寝る前などにも摂りやすい飲み物なので普段の水分摂取にも最適です。
<控えるべき食べ物>
自身のアレルギーが出やすい食品はもちろん、小麦に含まれるグルテンは腸内環境を悪くし免疫力を下げるため摂取には要注意です。砂糖には副腎を疲れさせ、コルチゾールなどのホルモンバランスを崩すことが分かっています。せっかく体に良いものを摂っていても、それ以上に悪いものを大量に体に入れてしまえばデメリットの方が上回ります。
いかがでしようか。腸内環境を整えることは花粉症に限らず多くのメリットをもたらしてくれます。毎日の食生活を見直し、最高の体調を手に入れようではありませんか!