実績報告
  • ケアプラス三津 ~相談員便り~ 『笑顔になろう、笑顔にしよう』 三津だより 相談員だより 2017年10月02日

    こんにちは!!ケアプラス三津の松岡です。

    今週はいよいよ『松山秋祭り』ですね。

    仕事帰りにはどこの公民館からも祭囃子が聞こえてきます。

    (^^♪御輿担いでよ~(^^♪や

    ♪伊勢音頭♪など、ケアプラス三津があるここ三津浜地区には三津厳島神社があり、

    松山で一番早い宮出し(午前1時)があり、「暁の宮出し」と呼ばれています。

    宮出しの前には「虎舞」が奉納されます。実はこの虎舞は、豊臣秀吉が朝鮮出兵の際に徴用された古三津の人たちが虎狩りをした時の様子を再現しているんですよ。

    なかなか興味深いお話しですよね。ご利用者もお祭りの話になると目がキラキラ輝きます。

    女性のご利用者は口々に

    「昔はね。女は引いてみてるだけやったんよ。男の祭りやけん。

    男が頑張るように縁の下の力持ちとして炊き出ししたり、鯉口裁縫したり、木札やの振る舞い酒やの派手にしてたんよ!!」

    男性のご利用者は

    「若い頃はやんちゃしてた!祭りは一年に一回の楽しみやけん。思いっきり暴れるなり、大きな声出すなり、思いっきり走ったり、御輿担いで、御輿の乗って鉢合わせやろ。

    もてこーい!もてこーい!と挑発したりして、あー楽しい若かりし頃や」

    と、話は尽きず・・・。

    今はテレビで見よるだけやけど、でも昔が懐かしいとあの頃が走馬灯のように甦るんよと皆様の思い出がすぐそこにあるかのようにお話ししていただけます。

    この話題は話が尽きません。

     

    話題が尽きずに回想としてお話しをしていただけることはケアプラスが心頭体のリハビリとして、「頭」の部分の柱である学習療法に通じてきます。

    ケアプラス三津で学習療法に取り組んでいらっしゃるご利用者は30名。

    人それぞれの想いがあり、取り組まれております。

    この間学習療法のマスター研修に岡田看護師と参加してきました。

    とてもいいお話を伺い学んできました。「いいこと探し」です。

    ご利用者のちいさな変化や成長を見つけると感動につながり、その感動が仕事としてのエネルギーにつながることで、自己成長、自分磨きとして仕事が天職となってくる。

    ケアプラスのモットーである「笑顔になろう、笑顔にしよう」にもつながってきます。

    その小さな気づきをしっかりとご家族やケアマネージャーにもお伝えし、みんなで感動していくことで、ご利用者の笑顔が増えていくことになります。

    ケアプラスは「笑顔」が一番!!

    職員が笑顔で仕事ができるようにいつも考えております。

    ご利用者も笑顔でお過ごししていただけるように最高のおもてなしを最高の笑顔で日々取り組んでいけるようにこれからも精進していきます。

    最近、ご利用者から学習療法に興味をもたれ、申し込まれることが多くなってきました。

    ほかの御利用者の学習風景を見て楽しそうにしてるな、何の話をしてるんやろ、なんであんなに嬉しそうなんやろと私自身ご利用者から質問されることが多くなってきました。

    対応している学習療法実践士の話術も少しは関係するのでしょうが、それよりもご利用者の取り組む姿勢が素晴らしいと思います。

     

    日々日常のちょっとしたこと、私たちに教えてくれませんか?

    それが種となり、芽が出て、花になり、大輪を咲かせることでしょう!!

    最期にご利用者が投稿された短歌をご紹介いたします。

    「デイケアのちぎり絵で創るカレンダーお喋り弾み色紙を張る」

    午前レクに行っている毎月のカレンダーのことです。毎日ご利用者が折り紙をちぎっては張り、ちぎっては張りの繰り返しで2週間かけて作る大作です。

    いろいろとお喋りしながら、この色は違う、この大きさは違う、角が丸めでないといかん、

    ハサミで切ってあわしてみようかなどこだわりをもって皆様取り組まれております。

    この句で毎日の様子がご利用者視点からわかります。

    デイが楽しい!!と表現していただいて、本当にありがたいことです。

    このように意欲あり楽しい充実した毎日を過ごせるようにケアプラスでリハビリを一緒に頑張りましょう!!

    ~今日よりプラスの明日へ~