皆様、こんにちは。ケアプラス道後持田、理学療法士の神崎です。
梅の花が咲き始め、春の足音が少しずつ聞こえてくるような気候になってきましたね。
今回のブログでは下肢の痛みや痺れによって歩行が不安定だった方に良い兆しが見られましたのでご紹介させて頂きます。
痛みは交感神経の緊張と運動神経を興奮させ、血管の収縮や筋肉の緊張を起こします。その結果、血行が悪くなり、「疼痛誘発物質」の発生につながります。つまり痛みを軽減するには運動を行い、筋緊張緩和と血行の改善を促すことで痛みを改善することができるのです。
そこで、下肢及び腰部の運動促進を目的にスリングリハビリという機能訓練を実施しました。またスリングリハビリには動的バランス能力向上を促す効果もありますので、安定した歩行動作を遂行するには持ってこいです。
こちらがスリングリハビリを実施されている様子です。
ご利用時にしっかりと実施されていましたので、筋肉の柔軟性向上や血流の促進が図れました。その結果、下肢の痛みと痺れが緩和されております。
また痛みが改善されたことにより重心コントロールが行いやすくなり、歩行時の無駄な動作や長く歩いても疲れにくくなりました。
そして、痛みの軽減したことで前傾姿勢が以前よりも改善し歩きやすくなったそうです。本人様も「痛みが軽くなったから、体が起こしやすくなった。歩きやすくもなった。」と仰っていました。
前から見た様子です。
こちらは後ろ姿です。
前傾姿勢で歩かれていたのが疼痛緩和によって改善され、安定した歩行が行うことで病院受診にも通えているとのことです。
このように運動を実施し、筋肉の柔軟性向上や血流を促し、痛みを緩和させていくことで楽しい生活につながりますので、ぜひ、ケアプラス道後持田にお越しください!!