皆さん、こんにちは。ケアプラス宇和島の音楽療法士 坂本です。
最近は赤とんぼがたくさん飛び始め、なんだか秋の気配を感じるようになってきました。でも、台風の影響で涼しくなったり、暑くなったり・・・体調を崩しやすい気温ですが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
さて、秋へとだんだんと近づいている今日この頃。秋といえば真っ先に出てくるのが「お月見」!
ケアプラス宇和島では今年の中秋の名月である9月15日(木)に「お月見音楽療法イベント」を開催しました。
まず、この日が中秋の名月だということで、「つき」という曲の歌詞をバラバラに出し、皆さんに並べ替えていただきました。
すると、ほとんどの方がバラバラになっている歌詞を見て、
「♪月が~ 出た出た~ 月が~ 出た~ ヨイヨイ」
と歌いだし、皆さんで「九州炭坑節」を大熱唱♪
歌い終わると、歌詞が違うことに気づき、大笑い(^^)
そのあとはしっかり歌詞を完成させて、「つき」を皆さんで歌いました。
そして、「月にいる動物は~???」と聞くと皆さん揃って「ウサギ!」と答え、いつの通り「兎のダンス」で発声を行いました。
次は「月メドレー」!
題名に「月」が付く「♪月の砂漠」「♪月の法善寺横丁」「♪月がとっても青いから」を皆さんで歌い、当時の時代背景や思い出などを思い出していただき、懐かしいトークを皆さんで共有しました。
音楽療法のメインは皆さんが一人ひとり楽器を鳴らすことが出来る事です!
今回は元気の出る「♪三百六十五歩のマーチ」に合わせて皆さんで楽器を鳴らしました。
最初はバラバラになっていた音が、最後には「♪タンタンタンタン」という風に揃うようになり、きれいな合奏になりました。
これは皆さんがピアノの音と周りの方の音を聞き取り、合わせるという集中力と協調性、手や腕の力のコントロール力がしっかり維持されている証拠です(^^)
演奏が終わった瞬間、皆さんの表情は華やかな笑顔になっていました!
今回は中秋の名月の日に行われたので、季節感も感じやすく、とても大盛り上がりでした。
月に一回行うこの音楽療法は来月も計画中なので、お楽しみに♪♪