こんにちは、ケアプラス北宇和島の柔道整復師、小方です。
みなさん、もうすぐ夏が終わってしまいますが、夏の思い出はたくさん出来たでしょうか?私の出身、徳島では8月12日からの4日間、阿波踊りが開催され、県内外からたくさんの人が訪れました。残念ながら、私は今年行くことが出来なかったのですが来年は行きたいと思っています。みなさんも来年は是非、徳島の阿波踊りを体感してみてはいかがでしょうか?
さて、今回の北宇和島ブログは道具を使用して手や指先の運動についてご紹介させていただきたいと思います。
まずはこちらをご覧ください。
こちらは薬を分けて管理することができるケースとそのケースにぴったり入るくらいの小さなボールです。
どのように訓練するのかといいますと、薬ケースの決められた場所に同じ色のボールを書かれてある数字の順番に入れていくというものです。
作業としてはケースにボールを入れるという単純なもので、「簡単そうだな」と思った方、いらっしゃるのではないでしょうか??
はじめて道具を使って訓練していただいた利用者様も、自信満々に「簡単そう!すぐ終わるよ!」と意気込んでいましたが、実際に行っていただくと数字を順番に探したり、ボールの色を選んだりするのに時間が掛かってしまい、終わった後、利用者様も悔しそうに「もう一回!!」と挑戦していました。
実はこの運動、指先の運動だけでなく机の上で手を伸ばすリーチ動作、数字を順番に探すことに加えボールの色を考えて選ぶ、という二つの課題を行うことでマルチタスクの要素も取り入れています。
また、手の代わりにお箸を使いボールを挟むことで食べこぼしを少なくするなどの食事動作の練習も行えます。
今回リハビリに使った道具はすべて身近な所で揃えることができ、家にあるもので作ることができたりと手軽に行えるようになっています。また皆様がデイサービスに来ていただいている時だけでなく、自宅でも身近なものでリハビリが行えるように提供させていただいております。
皆様、何かご希望があればお気軽にお声掛けください。お待ちしております。
では、次回の北宇和島ブログもお楽しみに!!