みなさん、こんにちは。ケアプラス北宇和島の柔道整復師、小方です。
4月も終わり過ごしやすい気候になってきました。わたしは先日、芝桜を観に行きました。前日の大雨の影響で満開の状態ではありませんでしたが、綺麗な芝桜を少し観ることが出来ました。
芝桜の花言葉は「忍耐」や「華やかな姿」だそうで、大雨に耐えて綺麗に咲いている姿がまさにその通りだと思いました。これから暖かくなり、色々な花や植物が見られるのでとても楽しみです。
さて、今回のリハビリブログでは日常生活動作訓練の様子をお伝えしようと思います。
紹介させて頂くのはS様。現在、デイサービスには週4回ご利用して頂いています。
利用当初は右股関節がとても硬く、右股関節を90度以上屈曲すると痛みがあり、座った状態で右側の装具や靴の着脱がお一人では難しい状態でした。
S様によると股関節が硬いことから以前は靴や装具の着脱の際、倒れてしまうことがあったそうで、デイを利用している時は転倒の危険性からスタッフがお手伝いさせて頂いていました。
本人様も「毎回手伝ってもらうのは申し訳ない。家でも一人で出かけられるようになりたいから自分で出来るようにならんといけん」とおっしゃっていました。
そこで訓練内容としては、まずは徒手療法による股関節周囲の筋肉をほぐしながら柔軟性を高めていきました。また、以前のように前方へ倒れることが無いようにスリングリハビリによる体幹筋群の強化も行っていきました。
また股関節のストレッチや装具・靴の着脱練習を繰り返し行って頂く事で以前のように前方へ倒れる危険性はほとんどなくなりました。
現在ではデイへ出かける際などは自宅でもお一人で装具や靴の着脱されており、デイでの入浴の際もスタッフが見守りながら行って頂いています。
スタッフ全員、S様がお一人で行えるようになったことにとても驚いており、S様も「次は、みんなに迷惑かけんように早く出来るようにならんといけん!」と意気込んでいました。
生活動作復権において今回ご紹介させて頂いた繰り返し練習を行うことは必須事項であり、この過程において動作獲得はさることながら生活への自信回復も図っております。
皆様も何か気になることがあればお気軽にご相談ください。北宇和島スタッフ一同、お待ちしております。
では、次回のケアプラス北宇和島のブログもお楽しみに!!