皆様こんにちは!
ケアプラス北宇和島の看護師、白岩です。
もうすぐ大寒、一年で一番寒さが厳しい日ですね・・・
昔からこの寒さを利用して、寒仕込みの味噌や、日本酒が作られるそうです。
武道の寒稽古、お坊さんの寒修行もテレビなどで見られますが、寒さに耐えながらやり抜くことで、精神の鍛錬になるそうです。
見ているだけで震えますよね・・・
さて、先週のブログでは、1年の計は元旦にありについて書かせていただきました。
寒くなりましたので、冬というと~こたつ・お鍋・温泉など温かいものが恋しくなりますね!私もお休みの日は体のメンテナンスも兼ねて温泉に行ったりします。
そこで今日は、冬の入浴法についてお話させて頂きたいと思います。
冬は外気温の低さと、お風呂の温度差により、脳卒中や心筋梗塞のリスクが高くなります。
ですので、デイサービスで安全に入浴して頂くために、様々な対策を取っています。
まず、外気温とお湯の熱さの温度差をなくすため、脱衣所や浴室を温めて、お湯の温度は40度前後とぬるめに設定しています。
(熱いお湯がお好きな方が多いですが、危険なんですよ~)
ぬるめの温度のお風呂に入ることで、血圧や心拍数の上昇は緩やかになり、胃腸の働きもよくなるそうです。さらに、筋肉も和らぎ、ココロもリラックスするので、お風呂って最高の健康法ですね!
それから、入浴前後には水分補給も行っています。
「かけ湯」もしっかり行い、十分に体を温めて、浴槽にゆっくり入り、ゆっくり出てもらいます。水圧も負担になりますので、ザバ~ンと浴槽に浸かるのはよくありません。
そして入浴直後は血圧が急上昇しますが、体が温まると血管が広がるので、今度は血圧が下がります。意識を失うこともあり危険ですので、長湯にも注意しましょう。
皆様も冬場の入浴の危険性を知り、正しい入浴法で、健康増進に努めてくださいね!
そして、1年に1回の健康にお誕生日を迎えていただきたいと思います(^^)v
それでは、寒さも厳しい折、風邪を引かれませんように。