みなさん、こんにちは。ケアプラス宇和島 介護員の坂本です。季節は秋へ移っているのか、少しずつ涼しくなり過ごしやすい季節となりました。紅葉の気配も感じるようになり、車中から見える景色もだんだんと秋らしい色になっています。「もうすぐ紅葉だね♪」と車の中での会話も弾みます。
さて、今回のブログは24日に行われました音楽療法をご紹介いたします。ケアプラス宇和島では毎月1回の集団音楽療法セッションを行っています。回を重ねるごとに好評を得まして、毎回たくさんのご利用者様に参加していただいております。
去る9月21日が敬老の日。そこで今回は、いつもたくさんの笑顔を見せていただいているご利用者様への感謝の気持ちと、これからもケアプラスで元気に過ごしていただきたいという思いを込めて『心うきうき』音楽療法を行いました。
まず、歌を歌うには発声が必要です。毎回、音楽療法の始まりは「兔のダンス♪」です。
実はこの曲を使い発声することが一番、唇・舌・喉・腹筋がスムーズに働かせられるようになります。発声練習を行って、それでは音楽療法のスタートです。
「9月といえば~?」とみなさんに聞くと、真っ先に出たのが「お月見」でした。そうですね、9月は夜になるときれいなお月様が輝いています。
そこで、今回は「月」をテーマに「月の沙漠」「旅の夜風」「九州炭坑節」など歌詞に「月」が出てくる曲をメインに行いました。
「旅の夜風」では、歌詞をバラバラにして、みなさんに並び替えをしていただきました。フレーズがわかると後はお手の物!歌詞を完成させる暇もなく歌いだす方が続出でした。そこに因んで、映画「愛染かつら」の話で大盛り上がり!さすが皆様。よくご存じですね。
そして、音楽療法といえば楽器演奏です。「九州炭坑節」を歌いながら、みなさん一人ひとり楽器を鳴らしとても楽しまれていました。 歌を歌いながら楽しんで手を動かすことで『体しっかり』リハビリになったようです。
最後に秋らしい曲「紅葉」を歌いました。この曲では歌うチームを2つに分け、「輪唱」をしました。みなさん、聞こえてくる歌声に紛らわされないよう、頭を使い見事、歌い切られていました。『頭すっきり』リハビリにもなりましたね。
最後の最後まで、笑い声や歌声が飛び交う楽しい音楽療法になりました。来月も10月に因んだ音楽療法を行いますので乞うご期待下さいませ。