実績報告
  • ケアプラス大洲 ~学習療法便り~ 大洲だより 2024年11月17日

    皆様こんにちは。ケアプラス大洲 学習療法チームです。

    徐々に気温が低下し、体調を崩しやすい季節となりましたが、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。インフルエンザやコロナウイルスのワクチン接種も始まっています。

    冬本番に向けてしっかり体調管理をしていきましょう!

     

    さて、早速ですが今回の学習療法ブログは大洲の学習者様の様子をお伝えしてまいりたいと思います。

    まず、学習療法実施にあたり、お一人お一人に生活目標、学習目標を決めていますが、今回ご紹介する学習者様は以下を目標とし日々取り組んでおられます。

    ■生活目標…意欲低下予防が図れる

    ■学習療法…メリハリのある生活が送れる。

    生活目標としては意欲低下により活動性が低下し、結果として下肢筋力の低下や判断力の低下が見受けられましたので、学習療法により意欲低下を予防し機能維持を図る事が目標となります。

    学習目標としては、ご利用中ウトウトされる事が多く見受けられましたので、休む時は休む。活動や学習療法への取り組み時にはしっかりと覚醒した状態で取り組む。と、生活リズムの構築を図る事が目標となります。

     

    学習当初はもくもくと取り組むだけであった学習者様でしたが、日々コミュニケーションを図りながら興味関心を探り、フィードバックで楽しみに繋がるよう冗談を交えて取り組んだところ、

    学習中の笑顔が増え今では学習教材を準備している途中で自ら手を伸ばしてくださるまでになりました。小さな変化がとても嬉しい瞬間です。

    学習中はウトウトされる事もなく集中して取り組む事もできております。

     

    学習療法というと『勉強』というイメージがあるかと思いますが、難しい事はなくコミュニケーションを図りながら楽しんで行う事ができる為、学習開始された方は「もっと難しい問題をせないけんのかと思っとった!これなら緊張もせんし楽しい。」と仰ってくださっています。

    認知機能の低下予防はもちろんですが、大洲の学習者様の中にはパーキンソン病により発声がしにくくなった方が声を出す練習として行うケースもあり、個々の目標や目的も様々です。一日体験利用でも、ご希望ある方へは学習療法を実施しておりますので是非一度体験されてはいかがでしょうか。私たち実践士も沢山の方とお話出来る事を楽しみにしております。