実績報告
  • ケアプラス今治 看護師便り~低温やけどに注意~ 今治だより 看護師だより 2022年12月14日

    みなさんこんにちは、今年も残すところあとわずかとなりましたがいかがお過ごしでしょうか。

     

    朝夕めっきり冷え込み、やっと本格的に冬がやってきたといったところでしょうか。冷えは万病の元となります。しっかりと身体を温めて今年の冬も共に乗り切りましょう。「手足が冷たい人は心があったかい」と俗説がございますが、これは身体が末端である手足よりも内臓を守るため、血流を優先して中心部へと送り込んでいるからです。つまり、手足が温かい人はより心臓などの臓器も温かいものなのです。遠慮なさらずに全身を動かしてどんどん温め「私の心はもっと温かいのよ」と自慢いたしましょう。

    カイロなどで温める方もいらっしゃると思いますが、貼るカイロや湯たんぽ、電気アンカ、電気毛布など使い方によっては低温やけどを起こす事があるので要注意です。

    カイロを地肌に直接貼る事は避け、貼ったまま就寝するのもやめましょう。電気毛布などは間接的に温めているつもりでも寝相によっては肌に直接触れてしまいます。寝入りに布団を温めるため使うと割り切った方が無難です。

    ココア、玉ねぎ、温めた生姜など、食べ物から温める方法もあります。

    ただし、甘いものの取りすぎは動脈硬化により手足の毛細血管がもろくなります。末梢神経の感覚が鈍くなり冷えやしびれの原因となりますので、普段から血糖値を上げすぎないよう甘いものには気をつけて質の良い物を食後に少しだけ楽しむようにしましょう。

     

    運動も身体を温めるには効果的である事は言うまでもありません。

    ケアプラス今治では高齢者様でも普段から身体を動かす習慣を身につけられるよう、タオルを使った体操を取り入れております。ぜひ覚えて帰っていただき、冷えの改善と共に健康増進に役立てていただければと思います。

    それでは来年もどうぞケアプラス今治をよろしくお願いいたします。

    良いお年をお迎えください。