皆様こんにちは。ケアプラス大洲、作業療法士の山口です。
梅雨に入っている為に中々晴れ間が見えない日が続いております。雨というだけで憂鬱になってしまいますが、そんな時こそ体を動かしていき、元気に過ごしていきましょう。またこれからどんどん熱くなってきますので、水分補給をしっかりと行っていきましょう。
今回は日曜日に開催されたイベントで楽しみながら体を鍛えている利用者様の様子を紹介していきたいと思います。
この日に開催したのはカラーボールを使用してどれだけ円にボールが入るかというカーリングのようなレクリエーションを実施しました。これは個人ではなくチームで競い合って頂きました。理由は後程説明いたします。
この目的の1つは上肢の可動域維持を目的に行いました。また麻痺のある方や上肢に可動域制限がある方に配慮し、下から投げることをルールに加えました。利用者様とペットボトルの位置はおよそ1~2mとなっており、強く転がすと円から遠ざかってしまう為、力を調節する必要があります。
もう1つの目的は認知機能の低下予防です。どうやってボールを近づけるかとどうやって相手のボールを減らすかを考えてもらう事で、ただ投げるだけでは勝てないと利用者様に実感していく事で自然に学んでいく事が出来ました。またチーム戦にすることで自分のボールで味方のボールがどこかに行ってしまうといった緊張感と責任感を生み出しております。
今回のルールでは円に近づいているボールの多さを競って頂きましたが、円をたくさん増やし、その円に点数を書く事で判断力や点数を計算する能力の維持を図ることが出来るのではないかと考えました。
ケアプラス大洲では日々、利用者の状態に合わせたプログラムに加え、楽しんで体を動かして頂くレクリエーションなどもご提案させて頂いております。
また随時、見学や体験なども受けつけておりますのでお気軽にお問い合わせください。