実績報告
  • ケアプラス北宇和島 リハビリ便り 姿勢測定装置のすゝめ 北宇和島だより 2016年08月16日

    皆さま、いかがお過ごしでしょうか?

    夏の暑さを忘れ、連日甲子園・オリンピックの応援に熱視線を送っているケアプラス北宇和島 作業療法士松下です。

    南予地区の夏祭りも残すところ8月17日の津島町のお祭りのみとなってしまいました。

    津島町のお祭りは、河川敷から見る事ができ、とても近くから打ち上げられる為見応えがあると思いますので、まだ、お祭り気分を味わっていない方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

     

    さて、今回のお話しはケアプラスに新たに導入されました。「姿勢測定装置」に関しまして、前回の「マルチタスクトレーニングのすすめ」第二弾という事で「姿勢測定装置のすすめ」という事で話を進めていこうと思います。

    皆さま、自分の姿勢がどのような状態なのか考えた事はありますでしょうか?

    単純に「私は猫背だから・・・」「年とともに背中が丸くなってきて・・・」

    など、よく聞くことがありますが、姿勢の崩れがどのような影響を及ぼすのか理解されてる人は少ないと思います。

    最近、肩こりがひどい。便秘気味。疲れやすい。膝・腰に痛みがある。息苦しい。など常日頃ある身近な症状がもしかしたら姿勢の崩れから引き起こされている可能性があります。

    「私はまだ若いから関係ない!」と思ってる方も姿勢の乱れは健康の乱れへつながる事を理解するだけでも、健康的な生活を送ることができるかもしれません。

    姿勢のいい人はきれいな方が多いという印象がある方も多いと思いますが、あながち間違った情報ではありません。姿勢の崩れは肌荒れや肥満につながる事が言われており、座位姿勢では、悪い姿勢と良い姿勢では、代謝が20%も違ってくるという研究結果もあります。

    ぜひ、いい機会だと思って自身の姿勢について考えてみてはいかがでしょうか?

     

    現在、ケアプラス北宇和島を利用していただいている方へ数名をピックアップし姿勢測定装置を使用して姿勢の状態を確認しています。

     この方は右膝の疼痛の訴えがみられる方です。立位時にO脚である事がわかります。

    また歩行時杖側に傾く傾向があり、その為右膝外側にストレスがかかりやすく疼痛がみられる事がわかりました。

    写真1 写真2

    その為、歩行時に左側へ荷重をかける事を意識していただく事で歩行時の疼痛軽減する事ができました。このように姿勢測定装置を使う事で、姿勢の歪みが数値かされ対象者も認識しやすいといった利点があります。なかなか、筋力やバランス能力を鍛える事は大変ですが、歩き方一つ見直し・意識するだけで改善される事が多くあります。

    ケアプラスではご利用者様の生活がより良い状態になるべく様々な事に挑戦しています。

    ぜひ、興味がある方はブログを検索したり、当デイまで連絡していただけるとうれしいです。それでは、またの機会まで、暑さに負けずご自愛ください。

    長文ではありましたが、ご視聴ありがとうございました。