皆様、こんにちは。ケアプラス北宇和島の柔道整復師、小方です。宇和島では先日、牛鬼まつりというお祭りが開催され、とても賑わっていました。
北宇和島の利用者様はみなさんお祭りが大好きで、8月にケアプラスで開催予定の夏祭りも今からとても楽しみにして頂いております。
さて、今回ご紹介する利用者様はN様。本人様によると転倒し入院してから歩行状態が悪くなったとのことで、自宅やデイ内の移動は杖を使わず独歩や伝い歩きで行っていますがふらつくことが多く、転倒の危険性が高い状態です。
送迎の際には「元気なときはこの辺までよく散歩に来た、友達とここまで買い物にきたわ」と楽しそうにお話をしてくれます。
現在も週に何回かお買い物へ出られるそうですが、押し車を使って近くのお店へ必要最低限のものを買いに行くだけだそうです。
家族様に買い物を頼むこともあるそうですが、N様としてはやはり自分で行って好きなものを自分で手に取り選びたいという希望があります。
これからもN様が安全に買い物を続けて頂けるよう、歩行の安定のためには低下している下肢筋力を強化する必要があります。
N様は週1回のご利用の為、自宅でも簡単に行って頂けるよう平行棒での歩行練習だけでなく、手摺りなどを使用し下肢を横に開く、後ろへ引くなどの簡単な体操も行って頂いています。
毎月行って頂いている体力測定の結果を見比べてみると、片脚立ちにおいて半年前では右が6秒69、左が2秒81だったものが、現在では右が8秒59、左が5秒18と長い時間行えるようになっていました。
それに加え、いつも歩いている速さで行って頂いた機能的移動能力(椅子から立ち上がり3mの距離を往復し再び椅子に座る動作)では、半年前が14秒38でしたが、今月では13秒31とこちらは速く行えるようになっていました。また本人様にも話をきいてみると近くまでの買い物だったら大分楽になったよ、と仰っており安定した歩行に繋がっています。
N様の自宅周辺は砂利道などの不整地があり、車通りが多いなど課題は様々ありますが、少しずつ買い物が楽に行えるようにリハビリ行っていきたいと思います。
このように、ケアプラス北宇和島では日常生活においての希望や悩みについてお話を伺い利用者様が普段の生活において過ごしやすくなっていただけるよう考えています。
皆様も何かあればお気軽にお声掛けください。
では次回の北宇和島ブログもお楽しみに!!