実績報告
  • ケアプラス宇和島 リハビリ便り 「おひとりでトイレに行きたい」 宇和島だより 2016年02月11日

    皆さん、こんにちは。ケアプラス宇和島 理学療法士の宮本です。

    立春が過ぎ暦の上では春ですが、まだ寒い日が続きますね。南楽園の梅も3分咲きで春が待ち遠しい今日この頃です。季節の変わり目は朝晩の気温差が激しく、体調を崩し風邪を引きやすいこの時期の健康管理に役立つのが梅干しだそうです。私は酸っぱいので苦手なんですが・・・「梅茶」を飲む機会があり一足早い春を感じました。昔から「番茶梅干し医者いらず」「梅はその日の難逃れ」などといわれ、梅干しには疲れをたまりにくくし風邪に対する抵抗力を高める働きがあるそうですよ。「梅茶」お試し下さいね。

    写真1 写真2

     

    さて今日は「自分でトイレに行きたい」との希望がある利用者様のリハビリ風景をご紹介したいと思います。

    まずは立ち上がり訓練30秒5セット。「この訓練のおかげで足の力が強くなったんよ」と。

    ご自宅でもベッドサイドで毎日、自主的に訓練をされているそうです。素晴らしい(拍手)

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    ある日の訓練では、「実は自分の部屋の中だけでこっそり歩行器で歩く練習をしてるんよ」と。

    そこで平行棒内にて歩行状態をチェック。あれよ、あれよと言う間に平行棒を往復。ビックリ!!

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    歩行器を持参して頂く様に伝えたのですが・・・息子様が心配していた様子で持参されず。なるほど(笑)。そこで「こっそり」の意味を理解。調子の良い日だけ自室で練習していたようです。

    写真5 写真6

    お気づきの方もいらっしゃると思いますが、ブログに載せると「こっそり」が台無しです(笑)。これからもご本人のご希望の実現に向けてリハビリを支援させて頂きたいと思います。

     

    宇和島に春を告げる「えんま祭り」も間もなくです。「えんま祭り」は西江寺にて地獄の釜のふたが開くとされる旧暦1月16日の前後3日間で開催されます。私は知らなかったのですが・・・庭園も有名だそうです。350年以上前からという伝統ある祭りで、8畳ほどの大きさの閻魔大王の絵や地獄絵図が目を引きます。露店が並んで子供にとっては楽しい雰囲気なのですが、閻魔のあまりの迫力に「怖い」と言って泣き出す子や嫌がって中に入ろうとしない子もいる程です。私も子供の頃に親に連れられて行ったのを今でも覚えています。

    「嘘をついたら閻魔様に舌を抜かれる」とか「悪い事をしたら地獄に落ちる」とか・・・ここで小さい時から、そう言い聞かされてきたのを思い出しました。

    これからも嘘や偽りのない自分でありたいと。そして皆様に愛される事業所でありたいと。