ケアプラス三津 柔道整復師の松本です。
暦の上では大寒となり、一番寒い時期ですが。これを過ぎると暖かい春がやってきます。この時期にしっかりとリハビリを行い楽しい春を迎えましょう。
さて今回はマルチタスクトレーニングを行いつつ、他の機能訓練を行う事でどのような変化が起きているか紹介したいとおもいます。
今回は利用者様H様の事例を紹介したいと思います。
デイサービス利用当初は歩行時のふらつきが多く、手引き歩行を行うような状態でしたが、エアロバイク・平行棒内歩行を行いながらマルチタスクを行って頂くことで次第に歩行時のふらつきが軽減され、今では一部介助~見守りにて歩行できるまでに改善がみられております。
また昨年11月のTMT評価では3分2秒だったものが、12月には1分25秒と格段によくなっています。TMT評価の違いにビックリさせられましたが、評価以外の私生活にもビックリさせられる違いが出ており、機能訓練も平行棒内歩行から段差昇降の練習に切り替えています。
自宅マンション前の階段においても手すりを使用すれば安全に昇降できるまでになっております。
またシルバーカーを使用して自宅周辺のスーパーやコンビニにお買い物に出掛けるなど様々な面において変化がみられております。
最後にH様も含め利用者様全員が行っているマルチタスク体操について一部紹介させて頂ければと思います。自宅で行えるマルチタスク体操になりますので、是非行ってみて下さい。
①片手はグー、パーと交互に出す運動を繰り返します。
②もう片方の手で1~10まで数えて行きます。
簡単に行える運動に聞こえますが、いざやってみると非常に難しい運動になります。その為、リハビリの時間では利用者様よっては個別にて対応させて頂いております。ブログを読まれた方も是非行ってみて下さい。
今回は色々とマルチタスクに関して触れましたが、今年もマルチタスクトレーニングを始めとした他のデイサービスとは違ったサービス・充実したリハビリスタッフ人員にて機能訓練に取り組んで頂けるようスタッフ一同支援して参りたいと考えております。
~今日よりプラスの明日へ~