皆さん、こんにちは。 ケアプラス宇和島の音楽療法士 坂本です。
今年も早や11月を過ぎ季節が冬へと移り変わろうとしています。1年が過ぎるのは早いとはよく言ったもので、最近の会話でもそういった話題が増えたように思います。
そこで今回の音楽療法は、四季を巡って一年を振り返ってみようと、春夏秋冬に因んだ曲を用意いたしました。音楽療法の始まりはこの曲から!「兔のダンス♪」この曲で発声練習をして音楽療法のスタートです。さあ、発声もおわり、みなさん春夏秋冬巡りツアーの準備万端!!
まずは「春」!
春といえば、、、桜が綺麗に咲いたり自然の生命力を感じる季節ですが、新生活・新たな門出の季節でもあります。そこで、みなさんに新社会人になった頃のことを思い出してもらおうと、千昌夫さんが歌って大ヒットした曲「北国の春」を歌って、昔を懐かしんでいただきました。
季節が移り変わって、次は「夏」!
「夏といえば~??」と皆さんに尋ねると、真っ先に「海!」と答える方がたくさんいらっしゃいました。海に行った気持ちにさせてくれるオーシャンドラムという楽器を皆さんに鳴らしていただきながら「うみ」や「我は海の子」を歌いました。目を閉じ波の音を聞きリラックスされていました。
そして、今の季節でもある「秋」!
11月といえば、子供たちが旧暦の亥の日に行う行事「お亥の子さん」!お亥の子さんで歌う祝い唄をみなさんに歌っていただきました。その地域によって祝い唄も違うので「私のところはこんな歌だった。」や「この地域とだいたい一緒やなぁ~」などと話題も増え大いに盛り上がりました。
するとH様が「歌おうか?」と言ってお亥の子さんの歌謡ショーが始まりました。皆さん、歌声や歌詞を聴いて、拍手喝采!!
子供のころを思い出してほっこりした気持ちになっていただきました。
さあ、もう春夏秋冬巡りツアーも終盤です。最後はこれから向かっていく「冬」!
「昔はたくさん雪が積もって、かまくらや雪だるまをよく作ったなぁ~」という方が多く、冬の雰囲気を味わっていただこうと「冬景色」を歌って音楽療法を終えました。
今回の音楽療法では、春夏秋冬巡りツアーでたくさんの昔の思い出が蘇り、皆さんとスタッフの会話で大盛況で終えることができました。今後も『心うきうき』音楽療法イベントを計画中です。ご興味をお持ちの方は、ぜひご参加下さいませ。