みなさんこんにちは。ケアプラス垣生相談員の井上です。
冬もいよいよ本番モード!毎日寒い日が続きます。でもでも、垣生の利用者様は寒さに負けず元気いっぱいです!
今年も残りわずかとなりましたが、新年を気持ちよく迎えるために日々頑張りましょう!
さて、今回の相談員便りは12月14日に行った非常災害時が起きた際の取り組みに
ついてご紹介いたします。
みなさんご存知の方も多いかと思いますが、今年の8月末に岩手県内で台風が発生し、
ある高齢者グループホームが浸水等の大きな被害を受けました。
これまでのところそういった状況になった事はありませんでしが、いついかなる時、同様の状況になるか分かりません。職員・利用者様が改めて安全意識を持つために、今回は座学と避難訓練を実施いたしました。
まずは座学の様子から。
今回は、「水害が起きた時・土砂災害が起きた時」をテーマに利用者様との対話形式で座学を行いました。水害や土砂災害が起きる際の予兆について説明を行った際は、実際に予兆を目撃した利用者様のお話を伺いました。利用者様の表情も真剣そのものです。
また、災害が発生した際の情報の確認方法や避難場所についても説明を行いました。
そして、引き続き避難訓練です。
水害の災害が起きた時にどのような行動を取ることがベストなのでしょうか?
答えは、、、「とにかく高い場所に避難する」です。当然と言われればそれまでなのですが、高い場所(事業所で言えば2階になります)に誘導すると言う事はそれだけ転倒等のリスクが高まります。
どれだけ落ち着いて利用者様を安全に誘導するかが非常に大事になります。
実際の避難訓練の様子です。
利用者様にあせらぬよう声を掛けながら安全に2階に誘導する事が出来ました。
最後は皆さんが集合したことを確認し終了となりました。
これまで、「通報・消火・避難」を中心に消防署の方に協力していただきながら消防訓練を行っておりましたが、今回初めて水害が起きた際の避難訓練を実施いたしました。
まだまだ、改善すべきところも多々あると思う部分もありますが、有事が起きた際の備えの大切さを学ぶ場になったのではと感じます。
利用者様を守るために私たちが出来る事、これからも真剣に考えていきたいと思います。
それでは、次回のブログでお会いしましょう!