実績報告
  • ケアプラス大洲 看護師便り~秋バテにご用心!~ 大洲だより 看護師だより 2022年08月31日

    皆さまこんにちは。ケアプラス大洲 看護師です。

     

    8月も終わり少しずつ秋を感じられる季節となってきましたね。コロナウイルスの感染拡大への不安や熱中症対策で気が抜けない状況が続きますが皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。感染症対策を継続しつつお気をつけてお過ごしくださいませ。

     

    さて、突然ですが暑い夏は『夏バテ』に注意が必要ですが、『秋バテ』があるのは皆さまご存じですか?

    聞きなれない言葉ですが、今回は『秋バテ』についてお伝えしてまいります。

    『秋バテ』とは、真夏の生活習慣により自律神経などが乱れ、食欲不振や倦怠感などの不調が秋まで続く事をいい、高齢者の『秋バテ』は回復にも時間がかかります。自立神経が乱れる主な原因は、猛暑が続く中で冷たいものを多く摂取したり、冷房に長時間あたり過ぎる事により内臓や身体が冷える事と考えられています。

    夏バテの症状や原因と大きな違いはありませんが、夏が終わり、秋口にもこのような症状が起きる、継続している事を『秋バテ』といいます。

    夏場に冷房を嫌う高齢者は依然として多く、炎天下の中、長時間の外出や庭仕事などによって自然と体に負担がかかり日々の生活の中で知らずにバテてしまう事も多いです。外気との急激な温度差によって自律神経が乱れ、体調不良を起こす事も少なくありません。

    また、冷たいものを多く摂取すると胃腸への負担が大きくなり、それによっておこる消化機能の低下も秋バテとなる原因です。

    高齢者の場合は基礎体力と免疫力が低下している為要注意です。

     

    では、どのように予防すれば良いのでしょうか…

    まずは生活習慣を見直し、徐々に夏型の生活から戻していきましょう。栄養バランスの取れた食事、体を冷やし過ぎない室温調整、血行促進の為の入浴、体温調節改善の為の有酸素運動、体調を整える為の睡眠が大切ですので冬に入る準備期間の秋として体調管理を行い病気の予防、対策に努ましょう!