こんにちは。ケアプラス新居浜の細谷です。
7月に入って以降コロナ感染者数が急拡大し、愛媛県においても感染者は過去最高を更新してしまいましたね。ワクチンの4回目接種も始まっていますが、まだまだ落ち着く傾向が見られない残念な状況です。安心してマスクを外すことはまだ出来そうにないですね。
そこで今回は改めて、「マスクをしていても伝わるコミュニケーション」についてお話したいと思います。
コロナの流行によって、皆さんご存知の通りコミュニケーションの取り方が変わりました。リモート時代となり、「会って話す」ということが特別なものとなりましたね。コミュニケーションは言葉だけを伝え合うのではなく、感情も伝えあうのですが、その感情はどこで表現するのかと言うと、主には表情ですね。しかし顔の半分をマスクで覆ってしまう為に、表情や口の動きなどの視覚的な情報は減少してしまいます。その結果、聞き取りにくさ、感情の伝わりにくさが生じやすくなるんです。
ご利用者様から、「マスクしとるけん、みんなの顔がわからんくて覚えれん。」と言った声を聞くことがありましたし、私自身も最近は人間関係の構築について考えることが増えました。日本人は元々、表情から感情を読み取ろうとする傾向が強いのだそうですよ。少しのことで相手に与える印象が違うのなら、努力しない手はないですね。そこで!
・笑顔はマスクの下でも口角をしっかり上げる
・目元の表情を豊かにする
・聞き取りやすい早さとトーンでゆっくり丁寧に話すことを意識する(声の高さをいつもより高め、抑揚をつける)
・相槌をうったりジェスチャーを入れる
・相手に伝わっているか確認しながら話す
・しっかりと目を見て、傾聴を意識する
などを取り入れてみてはいかがでしょうか。言語的コミュニケーションだけではなく、非言語的コミュニケーションを意識して使い、相手に安心感を与え、信頼関係を構築していきたいものです。
人間の脳は、新しい行動を習慣として身に着けるのに三週間以上かかるそうですよ。どれも今日からすぐ出来ることなので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
皆さんと、周囲の大切な人たちの笑顔がますます輝きますように・・・
この写真は、先日の「七夕の日」の集合写真です。
それではまた次のブログでお会いしましょう。