みなさんこんにちは、ケアプラス大洲より理学療法士の三瀬がリハビリの風景をお届けします。
今回は歩行練習の実例をご紹介致します。「もっと歩ける様になりたい」という目標をお持ちの方、「自宅生活を続けていく為には歩かなければならない」という方々を主に歩行訓練を実施させて頂いています。
ステップ1 歩く前の準備体操
補助を行いながら足を自力で引き上げて頂きます。足の上がりを良くして、歩行練習の時につまずきがないよう準備運動的に実施しています。
ステップ2 杖での歩行練習
杖をつきながらフロアを歩いています。ここでもつまずきがないように、足をしっかり上げて歩いて頂く様に声掛けしています。二ヶ月前のご利用当初には頻繁だった足のつまずきがほぼなくなっています。
ステップ3 段差での歩行練習
段差の上り下り練習です。平地でのつまずきがなくなってきた段階で新しい目標に向かって練習開始した所です。下りる時に左足の踵が段の上に残ったまま、体重を移そうとして危なかった場面です。
先程の段差で危なかった場面を踏まえて再度練習。「左足が台から出せているかしっかり確認してください。右の膝をゆっくり曲げながらゆっくりと左足を下ろしてください」とお声掛けしています。今度は安全に左足を段から下ろす事ができました。
ケアプラス大洲で歩行練習を行なう際には、その方のお身体の状態、ご自宅の環境、その方なりの目標等を踏まえて、ベストマッチした個別の練習メニューをご提供できる様に心掛けています。気になる点がありましたら、どうぞお気軽にリハビリスタッフにお声掛けくださいね。